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先週末よりあわただしくブログ更新が遅れました・・・(苦笑)3/2木曜日クリニック終了後に長門の大谷山荘でムーブマンパーティーがあり参加しました。ヤスベエさんに招待していただき初めて参加しました。参加された方はラジオのムーブマンに出演された方も多く、以前からの顔見知りの方もおられて非常に楽しいひと時でした。ヤスベエさんが司会進行され、様々な出し物などもあり、あっという間の二時間でした。どさけんさんも来られていて気さくに写真を撮らせていただきました。大谷山荘の大浴場も参加前に入ることが出来て非常に満足のいく一日でした。


いよいよ本日HPリニューアルしました!と言ってもクリニックではなくDrs.Fitness K STUDIOのHPです。今のところPC版で、スマホでも見れますがPCで見た方がみやすいのでぜひPCでご覧ください。スマホ版は近日中に完成予定です。袖岡施設長が頑張ってくれてクオリティーの高いものに仕上がっているのでクリニックも負けじと更新したいと思います。




 

2/26山口県総合保健会館で第143回山口県医師会生涯研修セミナーに参加しました。九州大学小児科の大賀教授のこどもの発熱の講演の後に徳島大学医学部整形外科の西良浩一教授の発育期腰部疾患の確定診断と低侵襲治療〜非特異的腰痛の病態〜という演題でした。西良先生は腰椎内視鏡や腰椎分離症について日本での第一人者です。非特異的腰痛が85パーセントという話がありましたが腰痛に対して確定診断追求をあきらめた時に非特異的腰痛となるというメッセージが印象的でした。西良先生によると小児の腰痛の半数は腰椎分離症であるとのことでした。腰椎の前屈で痛いときは腰椎椎間板ヘルニア、後屈で痛いときは腰椎分離症であることが多いので鑑別のポイントとのことでした。ヘルニアの手術でPEDという腰の外側から8ミリの皮切で行う手術を紹介されました。高校生のヘルニア手術例も20例近くあり多数の有名アスリートも手術されており豊富な経験からのお話は説得力がありました。

また発育期特有の屈曲位腰痛としてヘルニアではなく椎体骨端輪骨折のことがあり、ヘルニアと違って自然吸収されないので手術になることが多いそうです。MRIだけでは診断困難でCTが必須です。小児の進展時の腰痛は腰椎分離症が多いです。腰椎分離症は日本人の6パーセントで発育期に生じる疲労骨折で小中高生で46〜50パーセントでMRIが早期診断に有用で進行期には滑膜炎を合併しています。両側分離症でもMRI STIR像で高信号がある方が新鮮例であり、初期で発見されればスポーツ中止とコルセット治療で3ヶ月で90パーセントは骨癒合するそうですが進行期以上になると6ヶ月かかり癒合率も低くなるので早期発見早期治療が重要です。こどもの時期のすべりは終板ですべることを留学先のアイオワ大学で証明されました。分離症で小学校低学年はすべる可能性が高いので特に女子は経過観察が必要です。先生のおすすめするジャックナイフストレッチの紹介と新しいventral central facetectomyという新しいPEDの手術術式を紹介されました。


 
Drs.Fitness K STUDIOのHPがもうすぐ完全リニューアルされます。袖岡施設長から連絡がありテスト画面を拝見しましたので一部ですが公開します。内容に若干の変更があるかもしれませんが、来週には見れるようになると思いますので当院のHPからでもリンクしていますのでご覧ください!当院のHPもKスタジオに負けないよう更新したいと思います。




 
2/23 第一三共さんの小郡事務所で社内研修会の講師を務めました。骨粗鬆症性脊椎骨折の診断と治療について熱く語るとともに、テリパラチド製材、この日の為にまとめたデノスマブの結果を発表しました。これで少しゆっくりできます。次はフットケアの講演にむけて準備をします。
こんにちは。

昨年末の忘年会で、院長夫妻にじゃんけんで勝ったら
2泊3日の沖縄ペア旅行プレゼント!というありがたいサプライズがあり、
見事に勝ち取った 強運の持ち主の森藤です。

そして、行ってきました!沖縄に!!

出発の日に、数年ぶりの大寒波がやってきて高速道路が通行止めになり
無事に行けるのか!?ハラハラしましたが、大丈夫でした。
やはり強運でした。

沖縄では、プロ野球のキャンプを見に行ったり、
タコスを食べたり、
オリオンビールを飲んで沖縄料理を堪能したり、
美ら海水族館に行ったり、
海辺をドライブしたり、
寒緋桜を見に行ったり、
ボリューム満点のハンバーガーを食べたり、
しめにステーキを食べに行って、
アイスも食べて
さーたーあんだーぎーも食べて、
首里城ももちろん見学して
第一牧志公設市場で買った魚をさばいてもらって食堂で調理してもらって食べる「持ち上げ」をしたり
国際通りを散策して、
お土産もいっぱい買って
壺屋やちむん通りでやちむん(焼き物)も買って・・・
楽しいことずくめの3日間でした。

山口とは、気候も文化も異なる沖縄。
珍しいものを見たり、食べたり、
なかなかできない貴重な体験をたくさんさせてもらい大満足の旅でした。

院長、ありがとうございました。お仕事がんばります。




 
今月の済生会だよりに整形外科岸本部長が一面で載っていました。済生会病院に赴任されて16年とのことで、誠に頭が下がる思いです。脊椎の手術症例数も県内トップクラスで肩の手術症例数は県内だんとつトップだそうですので、これからも病診連携宜しくお願い致します。

第16回山口実践フットケア研究会が山口済生会総合病院であり、看護師スタッフ二人と参加しました。山口済生会病院血管外科の斎藤先生の挨拶の後に廣中看護師が済生会病院のフットケア外来の紹介をされました。血管外科、糖尿病内科を中心にフットケア外来を立ち上げられ、他職種のチーム医療に取り組んでおられます。人工透析患者さんに対してSPP、DNP測定やアセスメントを行い、腎センタースタッフと連携しての取り組みも報告されました。6年間でフットケア外来患者数が年間18人から400人以上に増加されたそうです。フットケア外来の問題点と解決策として人員と場所の確保(足浴ができる場所)や創傷患者の対応(血管外科医の理解と協力)、難治性慢性創傷への対応策(フットケア外来へのフットウェア専門家の参入)を報告され、フットケア外来看護師を調整役として熱意を持ってDrなどと積極的なコミュニケーションを図った経験をお話されました。予防的フットケア技術の普及と他院との連携が今後の目標とのことでした。

続いて血管外科の斎藤先生から症例提示をされました。糖尿病性足壊疽は糖尿病に閉塞性動脈硬化症を合併しており、予後が不良です。血流障害と感染の診断と治療が必要であり、Drだけでなく、他職種のチーム医療が必要です。又除圧の重要性を強調されました。症例提示で糖尿病性足壊疽で感染を改善してから循環器内科でカテーテル治療後整形外科で足趾切断された例や、難治性慢性創傷にVAC療法も提示されました。難治性慢性創傷で3年かかって治癒した症例提示もありました。

最後にアステムの岡崎さんの「動きの構造医学から足病変の原因を学ぶ 足潰瘍の除圧とハイリスク足の予防と除圧」のレクチャーがありました。九州山口で月一回フットウェア外来の協力をされており、病院スタッフだけでフットウェアの対応ができることが目標だそうです。創傷治療のコンセプトは明確で詳細なアセスメントと原因特定が重要とのことです。下肢慢性創傷治療における除圧はキズがあるときに即24時間ゼロ圧にすることだそうです。


 
2/12新山口駅近くのYICスタジオでフットケアカンファレンス in 山口 2017が開催され、前田病院の石原先生、山口済生会病院の廣中先生、当院の林、シューズクラトミの河合先生の講演がありました。フットケア外来での取り組みや実際の症例提示、靴の履き方、フットプリント実演などがありました。出席者34名と盛況でしたので、山口県におけるフットケアのネットワークを広げていきたいと思います。