院長ブログ – ページ 105

1/20山口赤十字病院の地域連携室長さんが登録医証を持ってきてくださいました。第一診察室に飾っておきます。

 
1/19クリニック終了後に山口高校に初めて伺いました。山高健康の日のイベントで13講座の一コマの講義を受け持ちました。ケガについての話を分かりやすくしたつもりでしたが、10分も時間オーバーしたりして反省しきりでしたが、貴重な機会を与えて頂きました。


 
クリニック終了後に新しい器械が搬入されました。フィジオショックマスターといって対外衝撃波治療器です。特に筋、腱の治療に適しており当院では物理療法としてではなく、理学療法士が理学療法の一環として扱います。本格的な導入は来週になりそうですが治療の選択肢が増えることは患者さんにとってもいいことですので今後が楽しみです。
1/15から山口市内は15cmの積雪でしたが翌日昼には大分溶けていたのですが、夕方からの雪で1/16朝はクリニックの玄関前には雪が積もり、凍結状態でしたのでスタッフが早く来てくれて雪かきをしてくれました。感謝、感謝です。患者さんも雪にも関わらず来院いただきありがとうございました。

1/12アセトアミノフェン適正使用セミナー in山口が山口グランドホテルであり、参加しました。山口大学整形外科の徳重先生と岩国医療センター貴船先生のミニレクチャーの後にアセトアミノフェン温厚知新〜経口剤から注射剤まで〜を拝聴しました。徳重先生は人工股関節置換術後疼痛にアセトアミノフェン静注液の使用経験を発表されました。アセトアミノフェン静注液は経口剤投与が困難な場合に適応があるので手術後の患者さんに主に適応になります。持続硬膜外麻酔を併用した例と併用しない例で術中術後投与の検討をされました。肝機能の上昇例もありましたが有意差はなく、持続硬膜外麻酔を併用しない例でアセトアミノフェン静注群が非投与群より術後鎮痛剤使用が少ないという結果を示されました。

獨協大学麻酔科山口教授の講演では、ドイツのマインツ大学では術後アセトアミノフェンを静注から投薬で投与していく治療をされているそうです。アセトアミノフェンは解熱剤のみでなく、鎮痛剤としても有用であり、新生児から高齢者、妊婦にも安全に投与できます。米国では消炎鎮痛剤投与は高齢者、胃潰瘍既往、抗凝固剤使用例、腎機能障害例には慎重投与であります。侵害受容性疼痛には消炎鎮痛剤の投与は短期間に止めるべきであるとのことでした。アセトアミノフェンは中枢性に作用するので安全性が高いのですが、少量では鎮痛効果が弱く、肝機能障害の副作用が懸念されますがこれもほとんど心配する必要がないそうです。一回に1000mgを推奨され、腰痛症や変形性膝関節症にも十分効果が期待できるそうです。高齢者でも一回は1000mgで投与間隔を空けることを推奨されました。術後疼痛に対するアセトアミノフェン静注はオピオイドより副作用が少ない長所があり、包括的な鎮痛によりオピオイド投与の減量を図るのに有用であるとのことでした。米国では術後8割はアセトアミノフェンを併用しているそうです。アセトアミノフェン静注を行うことで持続硬膜外麻酔のオピオイドの量を減らせるので早期のリハビリも可能であるとのことでした。術後アセトアミノフェンの投与は数日は必要とのことで、現時点では適応が限定されるので難しい点があるそうです。リスクの高い肝機能障害例、アルコール依存、消耗疾患には注意する必要があります。山口教授の推奨する疼痛治療はアセトアミノフェン単独で投与して効果が不十分の場合に運動療法、弱オピオイドを併用するということを強調されました。鎮痛剤には効果が強く、副作用が少なく、対費用効果が高いという3つの長所があるということで大変参考になりました。
 


 
待合室に新しい絵を展示しています。少年時代に読んだ憧れの手塚治虫先生のブラックジャックの絵です。クリニック待合室の奥の壁に展示してありますので来院された際は是非観て頂けると幸いです。


本日のテレビ朝日のJチャン山口に出演しました。クリニック終了後に残っていたスタッフと一緒に見ましたが、ちょっと照れ臭かったですね。ロコモティブシンドロームについてレポーターの津山さんにうまく誘導していただきながらの出演でした。ロコモ度テストやロコトレについて解説しました。
忘年会が終わった翌日から香港へ旅行に行きました。12/31は外でカウントダウン花火があり、夜景と飲茶、中華料理をしっかり堪能して最後に香港ディズニーランドでライオンキングを観たのがいい思い出になりました。


 
12/29大掃除の後にマリゴールドにて望年会を行いました。今回は来年開院5周年にむけての会を兼ねて行いました。司会を大谷ヤスベエさんと山田香織さんにお願いして、ジャズ演奏もあり来ていただいたみなさんにも好評でした。
私のあいさつの後に宇部興産中央病院の森脇部長の主賓のあいさつから乾杯があり、途中で済生会総合病院整形外科岸本部長のご挨拶もありました。クリニックとKスタッフとKスタジオのスタッフの全員参加の「恋ダンス」のDVDが流れると一気に盛り上がり大変クオリティーの高いものになったと感心しました。じゃんけんで私に勝った森藤さんが優勝してうれしそうでした。最後に恒例の私たちの出し物はピコ太郎のダンスを行いました。皆で最後に記念撮影をして無事終了しました。


 

 
12/29朝8時にクリニックに集合して大掃除をしました。門松としめ縄を飾って新年の準備も万端です。1/4から診療開始ですので夜の望年会が終わったらゆっくり休みます。