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2/24東京でコニカミノルタ主催の先進運動器エコーフォーラムがありましたが全国ウェブ配信がありましたので自宅で受講しました。便利な時代になったものだと一人で感心しました。

最初に金沢医療センター整形外科池田先生の講演がありました。外傷に対する炎症反応により瘢痕形成されますが、癒着を剥がすという言葉は使わずにアンカリングを外すという言葉を用いる方がいいそうです。

神経は滑走すること、神経剥離よりも癒着予防が重要であるそうです。

胎児の傷は瘢痕なく治る理由はヒアルロン酸レベルが高いからで、ヒアルロン酸のある術野で手術するという胎児手術の考え方があり、もう一つの癒着防止のためのバリアシートが腹腔内手術で使用されているそうです。ヒアルロン酸は数分で組織表面に取り込まれるので洗い流しても大丈夫で、高粘度のヒアルロン酸でなくても良いそうで、末梢神経の癒着を防止できるヒアルロン酸の開発、保険適応が必要であるとのことでした。

ついで皆川先生がScratch collapse testを紹介されました。肘部管症候群と手根管症候群に肘90度屈曲位で手根管と肘部管部を軽く擦ると肩外旋筋力が低下することで鑑別になる論文を2008年に発表されたそうです。

何故筋力が低下するのかわからなかったそうですが、屈曲反射による内旋筋力の増加と外旋筋力の低下のバランスによるものという推察をされました。金沢大学の中瀬Drのhydroreleaseの基本についての講演がありました。

Hydroreleaseは超音波ガイド下に結合組織に液体を注入する方法と定義されます。セッティングは目線—プローブーモニターを一直線にして高さも意識すること、プレスキャンでは解剖を理解したうえでとにかく短軸で往復してターゲットを認識すること、針の種類とバベルの向きについては針先のカット面を意識して遠くから深いところから行うことを教えていただきました。

次いで帝京大学スポーツ医科学センターの笠原Drの足の講演があり足の神経解剖と神経症状について教えていただきました。

上肢神経障害に対するハイドロリリースについて宮武先生の講演がありました。肘の内側側副靭帯損傷に無症候性が7割あったそうです。先生の診察手技で圧痛、支配領域、筋力低下、Nerve tension test、nerve compression testにscratch collapse testを組み合わせて診断していくとのことでした。

午後から池田先生の末梢神経障害の常識非常識という講演を拝聴しました。脳の可塑性について脳の機能はダイナミックでありオーロラのように変わっていくこと、Lundborgの論文で腓骨神経ブロックが腰のヘルニアに効く?という問いにヘルニアの神経根症状が腓骨神経麻痺で一時的に痛みがゼロになるケース、痛みが取れないケースがあり、手術しても痛みが取れにくい可能性を示唆されました。また手根管症候群で正中神経領域がボディイメージで消失した分、脳では腕が軽いと認識され軽い筋力で抵抗できると認識されるため生じるものである可能性も示唆されました。またCRPSは最近小さい神経が切れて感作され自己免疫疾患を引き起こすので初期にはステロイドが有効であるとのことでした。


 


2/23下関でエコーセミナーがあり講師を務めました。エコーセミナーの講演は初めてでしたので緊張しましたがエコー導入についてお話しさせていただきました。顔見知りの先生ばかりでしたのでこちらが学ぶこともありました。ハンズオンでもエコー専任のスタッフの皆さんが三班に分かれてエコー操作を行われました。終わってからコニカミノルタとアルケアのスタッフさんと記念撮影をしました。皆さんお疲れ様でした。
 


2/22山口リウマチ病診連携の会があり参加しました。山口大学整形外科坂井教授の「股関節におけるリウマチと鑑別疾患」の講演を拝聴しました。山口大学整形外科におけるRA診療のお話しがあり2016EULAR recommendationに基づいた治療に沿って治療されているそうです。ステロイド剤併用についてはできるだけ短期間にするべきとも言われました。生物学的製剤、JAK阻害剤は山口大学でも使用が増えていること、関節リウマチに対する人工関節手術は生物学的製剤が登場して股関節手術は減少していますが膝関節手術はむしろ増加していることも教えていただきました。股関節における関節リウマチと鑑別疾患として、変形性股関節症、特発性大腿骨頭壊死症、急速破壊型股関節症、大腿骨頭脆弱性骨折があり、特発性大腿骨頭壊死症についてはステロイドが関連因子と言われていますが脊髄損傷でステロイドを大量投与を受けた患者さんのMRI研究ではいなかったそうですので関連因子かは疑問だそうです。MRIで大腿骨頭壊死と診断された患者さんも専門医が診断すると別の股関節疾患だったそうですので診断には注意する必要があるそうです。又関節リウマチ単独で骨頭壊死になった例はないことも教えていただきました。坂井教授の研究で股関節疾患の骨頭の組織を調べた結果、リウマチではTRAP陽性細胞が関与が大きく、RANKL陽性は少なく急速破壊型股関節症で多かったそうです。関節液のサイトカイン濃度の研究で非血性関節液を調べた結果、急速破壊型股関節症で高く、その早期診断の期待できることもお話しされました。RA股関節に対するTHAは極力セメントは使わないそうです。再置換では大血管損傷に細心の注意を払うそうです。人工股関節置換術後の動作制限も適切な手術がされていればしゃがみこみなどの動作の制限もしないとのことでバイオメカニクス的な研究も紹介され大変勉強になりました。



2/21萩長門慢性疼痛マネジメントセミナーで講演しました。座長の村田先生の過分な紹介の後に慢性疼痛ガイドラインの説明、デュロキセチンの臨床効果など講演しました。質疑応答も知った先生方ばかりでしたので活発にありました。終わって村田先生と乾杯して若い時の話で盛り上がりました。村田先生ありがとうございました。
 


キャンプインして早くも三週間が経ちました。

前半は宮崎でキャンプを行っていましたが、今は沖縄でオープン戦に

向けての調整中です。


たまにYouTubeやTwitterなどで練習の様子を見たりしています。

シーズンオフには色々ありましたが、それはそれで、キャンプが始まって

しまえば、移籍組も含めて楽しみな人材が揃っていて

ワクワクしながら見ています。


選手は勿論のこと、コーチ陣も今まで球界からは遠ざかっていた

元木や宮本といった新鮮な顔ぶれのコーチもいます。

どんな感じで指導するのかと興味津々でしたが、生き生きと

野球を楽しんでいるのが伝わってきて、本当に野球が大好きなんだなと実感しました。


この時期は勝ち負けも無いので、活躍しそうな選手を自分なりに探す

という個人的な楽しみ方をしています。


来月にはいよいよペナントレースもはじまります。

開幕投手は菅野で決まり。あとはキャッチャーを誰にするかが楽しみです。

菅野と相性が良いのは小林だから、やっぱり小林かな?

4番も岡本で決まり。坂本や丸は何番を打つんだろう・・・などなど

一人で想像して楽しんでいます。


今年もキャンプは見に行けなかったし、オープン戦も予定が合わずに

行けそうもないので、日テレジータスで見たいと思います。


開幕が楽しみです。


            リハビリ助手近藤でした












 


2/16クリニック終了に奈良市で講演しました。新幹線で京都駅で奈良線で奈良駅まで約3時間かかりましたがその間にスライドの最終校正ができました。骨粗鬆症性脊椎骨折の早期診断とテリパラチドの治療についてお話ししました。座長の吉本整形外科病院の安藤先生から棘突起叩打痛についての論文に興味を持っていただき呼んで頂いたとのことでしたのでその話しもしっかりさせて頂きました。翌日朝からジョギングしながら興福寺、東大寺、春日大社と廻ることができてよかったです。
 

山口骨粗鬆症研究会が山口市でありました。当院のスタッフも受付、看護師、理学療法士も合わせて10人以上来てくれました。私が当院における骨粗鬆症治療後顎骨壊死の検討とその対策についてについてミニレクチャーしました。当院で骨粗鬆症治療で骨吸収抑制剤を使用した1500例中5例に額骨壊死を認めましたのでその検討と対策について述べました。特別講演は熊本から朝日野総合病院整形外科の辻王成先生の「連携で連鎖骨折を絶つ!~治療薬の選択を含めて~」の講演を拝聴しました。2016年に骨粗鬆症リエゾンサービスチームを立ち上げて2017年3月に骨粗鬆症地域連携パスの運用を開始され、2017年から骨粗鬆症専門外来を立ち上げられました。二次予防対策からみえた骨折連鎖について話されました。問診で椎体骨折がないと答えた中ですでに骨折していた人が多く、多発脊椎骨折が多いことを認識する必要があるそうです。骨粗鬆症検査としてX線、DEXA、採血を行い、骨粗鬆症の目的が骨折の予防であることを患者さんによく説明することを強調されました。25水酸化VitDの検査から正常は少ないそうでした。治療の流れとして65歳未満ではビタミンDとSERM、既存骨折が二個以上ではテリパラチドやデノスマブを勧めるそうです。デノスマブの効果は骨吸収マーカーが早期に下がり、大腿骨頚部の骨密度上昇効果が認められたそうです。デノスマブ投与後の骨折発生は非椎体骨折は1パーセント以下で脊椎骨折で非外傷性骨折は減少していたそうです。既存骨折がない症例は新規骨折は少ないそうです。デノスマブとテリパラチドの治療成績の比較についてはデノスマブは強い骨吸収抑制剤を有しますが重症骨粗鬆症患者にはテリパラチドが第一選択とのことでした。デノスマブの副作用対策としてカルシウムは1週目で低下しますが症状はなかったとのことでした。ビスフォスフォネート製剤の中断は通院回数が少ない方が多いので新規で始めた場合が89パーセントでしたが入院の方は認知症があり歩行障害のある場合は通院していない率が高いそうですので骨粗鬆症リエゾンチームで対応していかれる予定だそうです。デノスマブ中断後のオーバーシュート例が5例ありリエゾンチームでの電話でのフォローなどが必要とのことでした。理学療法士に高齢者医療のリハビリテーションとして対応してほしいとも言われていました。


皆さんこんにちは!!
受付スタッフ 福田です(^^)/

我が家にアクアリウムがきました(*^-^*)

アクアリウムといっても色々ありますが、
まだまだ初心者な我が家のアクアリウムは水槽に水草と流木があるだけです(笑)

まるで、何もない水槽に砂とか水草とかがあるだけに見えませんか?
写真ではわかりずらいですが、ちゃんと水が入っています(*^-^*)

そして、最近シュリンプを10匹購入しました。
オレンジ、黒、赤、青と4種類います。

しかも、今回ネットで購入したのですが最近はネットで何でも買えるんだなと
ちょっとびっくりしました(笑)


シュリンプはめちゃくちゃ小さいんですよ(笑)
拡大してみないとわからないくらいですが、、、。
見えましたか??

最初はシュリンプなんてと思っていましたが、
日がたつにつれて、今日も元気に泳いでいるかな?なんて、
毎日無事を確認しています。

そして、観賞していると心が落ち着いてなんだか癒されるようになってきました(^^)
寿命は1年と短いですが大切に育てたいです(#^^#)
 
 まだまだ 寒い日が続きますね。 
  
  こんにちは 看護師の土田です。                       
 今回は私の困りごとの足について書きたいと思います。     

 ご自分の足をマジマジみる事もあまりないと思いますが・・・
 足のどこかに痛みを感じて 手当をしないといけないまでになってることがあります。

 私の場合 足のゆびの中で 人差し指が一番長いギリシャ型の足の型をしています。
 ギリシャ型というのは先祖がギリシャ人なわけではなく、
  ミロのヴィーナスなどの彫刻や絵画の傾向から分類されたそうです。
 ( ちなみに親指が一番長い足の型はエジプト型 ゆびがほぼ同じ足の型はスクエア型です。 )

 このギリシャ型の足はゆびが靴のなかでぶつかって、爪の炎症をおこしたり、
  ゆびが曲がるハンマートゥや
 外反母趾 内反小趾、魚の目 タコといろいろ不具合がおきます。
 歩くことが少なくなった現代病 浮き指状態です。
  
 そこで いろいろ自分なりに考えて1日の大半を一緒に過ごすナースシューズを
  足袋型のサンダルに変えてみました。 そして足袋ソックスに!

 これで とても快適に過ごせるようになりました。

 ところが当クリニックのシュ―フィッタ―Mr.林は
  ( 私的に陸王のドラマに出演のシュ―フィッターにも負けず劣らぬの・・・ )
 私のサンダルに苦言の様子。 理由は話せば長くなるそうです・・・

 皆さんも足のことでお悩みの際は、クリニックに相談されてみてはいかがでしょうか?
 親身なスタッフがお待ちしております。



 


2/9熊本で講演しました。座長が高校の同級生の土屋先生で同級生の内科の松野先生も聴きに来てくれました。骨粗鬆症性脊椎骨折の早期診断のコツとマッケンジー法について実技も入れて1時間講演しました。終わってからの懇親会でマッケンジー法に興味を持ってくれた先生もおられました。その後同級生四人で同窓会をしてくれました。又熊本には同級生との再会に時々帰りたいと思います。