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3/23,24に東京でマッケンジーパートE講習会があり参加しました。四肢のマッケンジー法の講習会でマッケンジー試験に合格して臨床で行なっている方々が40名ほど集まり、整形外科医が3人参加していました。ワトソン先生が講義され、岩貞先生が同時通訳されるスタイルでした。四肢のマッケンジー法では中枢(上肢症状であれば頚椎、下肢症状であれば腰椎)からアプローチすることが原則であることをまず強調されました。講師のワトソン先生の評価は基本が大事で膝痛の患者さん2例では膝のエクササイズ、肩痛の患者さんには頚椎屈曲反復運動、踵の痛みに対して足関節の運動を指導されました。又グループワークで私が肘が痛いので他の参加者に評価してもらい頚椎のマッケンジーを一晩やった後改善が乏しいため肘の評価で屈曲オーバープレッシャーで肘の可動域が上がったので肘の屈曲derangement と暫定分類して引き続き行うことになりました。マッケンジー法の奥の深さを改めて実感した講習会でした。

 所どころで桜の便りが届く季節となりました。
 
 お花見には行かれましたか?
         
                 

 
 クリニックに骨粗鬆症の治療で通院されている方も多いですが・・・
  
 この度 骨粗鬆症マネージャーの認定を受けることができました。  
 
 

                                          

  
  これを機会に                        

 院長を筆頭に理学療法士、薬剤師の方々とのチーム連携で クリニックに通われている皆様の

 骨折予防、寝たきりゼロに向けてのお手伝いを考えて取り組んでいきたいと思います。

 よろしくお願いします<m(__)m>
 

                                 看護師の土田でした。


 
理学療法士の中田です。
皆さん、春分の日はいかがお過ごしだったでしょうか?
僕は地元に里帰りしてきました。
里帰りといっても、山口県下関市!近いです。

久々に家族で外食しました。とてもおいしかったので紹介したいと思います。
お店の名前は、「シーフレンズふたみ」


今回注文したのは、お刺身定食です。


ごはん、みそ汁おかわりできます。
お刺身は、7種類(ヒラマサ、タイ、スズキ、ヒラメ、カワハギ、マトウダイ、サワラのたたき)

けっこうなボリュームあります!
その日にとれた魚でお刺身の内容は変わります。
新鮮とれたて!大満足なランチでした。
画像はありませんが、「さざえ飯」も絶品でした!
もし、国道191号線で、角島などにドライブされるときは立ち寄っていただきたいです。
 


3/21第8回長州スポーツ整形塾があり参加しました。今回はラグビー特集で、宮崎大学整形外科の田島卓也先生がラグビーにおけるメディカルサポート体制の構築と外傷障害の競技特異性について講演されました。日本代表ドクターの資格は日本体育協会公認ドクターでラグビー外傷に精通しており、かつICIR/PHICISレベル2以上の資格が必要だそうです。複数の人数で任期制だそうで、整形外科だけでなく、内科、脳神経外科、歯科などもおられるそうです。共通メディカルチェックとして心エコーも4年に1回チェックし、クラウド型電子カルテを共有しているそうです。メディカルキットとして点滴、薬剤、物理療法機器やエコーも含まれているそうです。試合時に選手の状況を見て必要があればグランドに入り、選手のコンディショ二ング、体調管理は最近では電子媒体でされているそうです。気候対策、感染症予防、食事、飲水、ドーピング検査への対応の管理も紹介されました。キャンプ地でのメディカルの対応で地域のリエゾンドクターを介して後方支援病院(MRI,CT)の確保も必要だそうです。ラグビーワールドカップはラグビーワールドカップリミテッドという組織が主導で準備するそうです。

次いで聖路加病院整形外科の田崎篤先生のラグビーの肩関節外傷との苦闘の講演がありました。ラグビーは繰り返し衝突しながら起きて走り続けるスポーツでcollision sportsといわれます。ラグビーの肩関節外傷は肩関節脱臼、肩鎖関節損傷が多いそうです。肩外転で弾かれるような外傷では腱板断裂もあるそうです。又肩甲骨骨折、腋窩神経麻痺などの症例も提示されました。外傷性不安定症では脱臼しない例も2割あり関節窩骨折があるかをCT撮影で確認した方がいいそうです。不安定性疼痛肩は難治性で関節鏡検査で確認して病態を確認する必要があるそうです。脱臼後バンカート手術単独では再発率が比較的高く、ブリストー手術も併用されるそうです。又バンカート手術は骨性病変は摘出せずに残すことでリモデリングが期待できるとのことでした。再脱臼予防にサークルスタビリティーコンセプト、適度な緊張、関節包の全周性縫合することが重要とのことでした。

次いで杏林大学整形外科の長谷川先生のラグビーにおける脊椎(頚椎)外傷、障害と脳震盪の取り組みについての講演がありました。ラグビーなどcollision sportsは頭部、頚椎外傷が多く、傷害発生時頸部固定、ABC、競技続行の判断が求められます。片側性に繰り返す上肢の痛みのバーナー症候群という疾患は筋力低下は伴わないのですが混同されて用いられているそうです。一過性四肢麻痺の急性脊髄損傷、椎間板ヘルニアによる神経根症、頚椎脱臼骨折、頚髄損傷はフランケルAであっても受傷後4時間以内の手術では改善の可能性があるとのことで早期の手術が望ましいとのことでした。頚髄症の選手でも低侵襲手術などで9割は競技復帰できるそうです。頚椎外傷の予防として衝突の際にハイタックルの禁止、頚椎周囲の筋トレなどもありますがメディカルチェックを定期的に行うことが必要で上位頚椎奇形があると禁忌だそうです。環軸椎不安定性で後方固定手術後は復帰は禁忌であるとのことでしたが術後競技復帰についてはケースバイケースだそうです。脳震盪は外傷性脳損傷で意識消失は10パーセントだそうで臨床症状で診断するそうです。繰り返し生じると認知障害、平行機能障害などに至るので注意が必要です。HIA(head injury assessment )、R &R(recognize and remove)などの基準があり初回の場合は1週間で競技復帰としますが2回目は3週間かかるそうです。

最後に順天堂大学の高澤先生のラグビー外傷のあれこれ~下肢疾患を中心に~の講演を拝聴しました。ラグビーでの下肢外傷の割合は高く、前十字靭帯損傷の頻度も高いそうです。ただし再建靭帯の再断裂も若年者、コンタクトスポーツでは多く16パーセントぐらいだったそうです。後十字靭帯断裂も比較的多く、自覚症状がないことが多いそうです。外側半月板損傷は部分切除が行われてきましたが早期復帰すると軟骨損傷がおこりやすい報告があり、最近では縫合術が行われています。筋損傷は打撲、肉離れ、筋挫傷があり、ハムストリングのタイプ2損傷は復帰に時間がかかる時がありリハビリで理学療法士、アスレチックトレーナーとの連携が必要だそうです。大腿部挫傷はモモカン、charley horseと言われています。早期に膝屈曲位で内部に血腫ができないような工夫が必要です。

西京リレーマラソンが終わり筋肉痛もそこまでひどくなく、心地よい疲労感がありましたが月曜日の夜に洗面所で前屈みになったときに急性腰痛(ぎっくり腰)になりました。疲れがたまった時や気を抜いた時に時々なるのですがいつもマッケンジーセルフエクササイズで乗り切っていますので今回も腰椎伸展運動を頻繁に行っています。診療の合間にうつ伏せになって腰を伸展しています。ただし中腰の姿勢はなるべくしたくないのでスタッフに協力してもらってやっていますがもう少しかかりそうですのでよくなったら又報告します。



3/18西京スタジアムで西京リレーマラソンがあり、クリニックで二年連続で参加しました。昨年はクリニックチームとK STUDIO チームでエントリーしましたが今年は成績を残そうということで1チームで参加しました。9時から15時まで10名で何周回ったかを競うレースです。職場別で20位以内を目指そうという目標でしたが始まったから1時間の途中経過で9位という成績でしたので、皆頑張ってくれてなんと職場別で10位、総合40位という好成績でした!私は練習不足でしたが6周走りました。皆それぞれ練習していたようで、好成績を残すことができたのはその努力のたまものです。応援に来てくれたスタッフにも感謝します。来年も参加することを目標に私ももっと練習したいと思います。
 

3/14 ウェブ講演を行いました。広島県立障害者リハビリテーションセンター増田先生が座長で講演しました。ウェブ講演は三回くらいなので緊張はしないのですが質問はたくさん頂いたのでありがたかったです。
 
昨年も走った西京リレーマラソンが3/17に迫ってきました。今年は講演が多かったので(言い訳ですが)昨年ほど練習しておらず土曜、日曜、木曜と練習しました。昨年はクリニックとK STUDIO で2チームでましたが今年は記録を狙って精鋭1チームでエントリーしています。私が一番遅いと思いますが足を引っ張らないように頑張ります。
 
先週から急な腰痛に悩まされている受付 原田です。

長時間寝返りできない状態で寝た翌日から、腰がつったようなきゅーっと波がある腰痛が出て、歩くときに骨盤に響くような痛みがありました。ヘルニア経験のある私ですが、その痛みとは全然違う痛みで思わずイタタタ・・・と言ってしまうような状態でした。



当院の院長は脊椎専門! 
「院長ーーーーーー!!!」
と診察室に駆け込み、お願いして診てもらいました。

診察の結果、神経症状はなく 急性腰痛 いわゆる <ぎっくり腰> との診断で当院でお勧めしている運動療法<マッケンジー法>をすることになりました。 

担当は 林リハビリ部長 ^ – ^
はじめにどういう状況で痛みが出たのか、どういう動きで痛みがあるのか、生活習慣はどうかなどと問診があり、その後腰の動きのチェック。それからベッドに横になって体操を開始しました。

はじめ腰をそらす体操をしていましたが、なかなか腰痛の改善がないため、じゃあ前に曲げる運動をしてみようと上向きで膝を抱える運動をするように言われやってみました。

やさしくも厳しい林部長が膝をぐっと押すと、最初はヒーっと声が出るような痛みがあり、曲げるのもぜんぜん曲げられなかったのですが、繰り返すうちに膝が顎あたりまで曲がるようになり、腰の痛みもずいぶん楽になってきました。

体操を繰り返しては、その都度動きや痛みをチェックしてもらい、回数を重ねるうちになんだか腰の痛みが軽くなってきました。自分でするときの、より効果的なやり方も林部長自ら実演してみせてもらい、おうちに帰ってまじめに繰り返しています。

今までクラークで診察についていて見てはいましたが、実際にやってみてマッケンジー法のすごさを実感しました✨
私の状態を評価してもらい、私に合った、私にできる方法を具体的に指導してもらうことで頑張ることができました。

すべての腰痛がマッケンジー法で治るわけではありませんが、まずは院長に診てもらって診断してもらいましょう!!
そしてマッケンジー法の適応がある場合はぜひ試してみてください。
私は体験した者としてお勧めします。

また今回のことで患者さんの痛みや気持ちがよくわかりました。もっと患者さんに寄り添えるように頑張ろう!と気持ちを新たにした出来事でした。 

院長、林部長 ありがとうございました。


 

3/10久しぶりにKスタジオで汗をしっかり流した後宇部に映画を観に行きました。七つの会議で野村萬斎が主演の池井戸潤作品でしたが香川照之の安定感のある演技もさることながら、個人的には及川光博ミッチーの演技が好きでした。写真はアランクロアのまかないランチでした。