院長ブログ – ページ 54

ダイエットトレーニング生活一週間ですが早くも効果が出ています。いかに間食や食事カロリーが多かったかが改めて反省です。

水分をしっかり摂っている効果か?お腹が空くことなく飲酒も適量飲みながら励んでいます。

タニタの体重計とスマホを連動させているので専用アプリで朝夕体重計に乗るだけでスマホにデータが蓄積されて便利です。この調子で頑張りたいと思います。

Drs.Fitness K STUDIOの袖岡施設長監修のダイエットトレーニング開始5日目ですが体重約1kg減少の効果が早くも出ています。毎日2リットルの鉱水飲酒と体重を朝晩測り食事も袖岡さんに報告して総カロリーやアドバイスをラインで頂かことが励みになります。ダイエット食としてNoshという食事を2食か3食食べていますが味も美味しく栄養のバランスもいいので飽きがきません。この調子で頑張りたいと思います。

クリニックに注文していた二酸化炭素モニターがやっと届きましたので早速待合室前のカウンターに置いて受付スタッフにチェックしてもらいました。1000ppm以上が換気のタイミングだそうですがそこまでは上がらなかったそうです。もちろん定期的な換気は行なっていますがさらに強い助っ人がいる気分です。

コロナ自粛で半年ぶりにスーツ着てウェストがキツくてズボンが入らない!ということに焦り色々自分で運動してみましたが成果が出ないのでKスタジオでプライベートレッスンを受けることにしました。体組成計で体重はコロナ前と2-3kg増えているだけでしたがウェストは10cm増えてしまいビックリでした。鉱水を毎日2リットル飲むこと、食事内容、体重を毎日スタジオに公式ラインから報告することを袖岡施設長と約束してトレーニングも少し行いました。3ヶ月でウェスト10cm減目指して頑張りますます。

休みの日に長門の香月泰男美術館に行ってきました。人というテーマで本日が最後の日でした。香月泰男といえばシベリアシリーズが有名ですが黒一色で描く人の動きなど表現には感動しました。又この美術館には香月泰男が作成したブリキのおもちゃや動物が多数飾ってあり癒されました。

鬼滅の刃最終巻の特装版が届きました。ラストも感動的でしたが付録のフィギュアがよくできていてこちらもよかったです。

日観たかったけど我慢していましたがついに我慢できなくなり鬼滅の刃 無限列車編を観に行きました。マスク装着、ドリンク、ポップコーンなしで観ました。単行本では読んでいましたが映画はこれだけ人気がある理由が納得のないようでした。まず背景の細かい作りとキャラクターので個性に引きずり込まれ、主人公炭治郎がすぐ泣くのですがこれにつられてつい涙してしまいます…

次いで浜の町病院整形外科の馬渡先生の骨粗鬆症治療の新しい潮流という講演を拝聴しました。九州大学における研究で大腿骨近位部骨折の骨粗鬆症治療は2割で手術後退院の時は4割という結果で1年以内に9%死亡という結果だったそうです。再骨折は1年以内に35-45%生じるというimminent fracture riskという用語を紹介されました。骨粗鬆症治療薬は効果が出るのに1年以上かかるそうです。腰椎骨密度は高齢者は変形や大動脈の石灰化で高くなることがあり注意が必要です。骨代謝マーカーは薬効評価には有用ですが治療予後は反映しないとのことでした。先生の結果ではビタミンDの中の血清25(OH)Dの値は正常は4%でほとんどがビタミンD不足とのことでした。ビタミンDはカルシウムの代謝調節だけでなく多面的効果があることがわかってきました。天然型ビタミンD2000単位までは安全であり、ビタミンDの補充は必要とのことでした。骨粗鬆症治療薬には骨リモデリング抑制剤と骨リモデリング促進剤に分類されますがロモソズマブは腰椎と大腿骨近位部の骨密度を増加させる効果が高く、ビスフォスフォネート製剤やデノスマブより先に使用した方が骨密度上昇効果が高く、当初心配された心血管イベントについては1年以内の既往がなければ心配は少ないとのことでした。骨粗鬆症重症症例(2椎体以上ある場合)には骨形成促進剤を先に使用した方がよいということを論文も提示しながらお示しになりました。整形外科手術においても骨粗鬆症の検査と治療の重要性についても教えて頂きました。骨粗鬆症治療が人工関節の再置換を減少したという報告も紹介されコロナ時代の治療指標も示され勉強になりました。

11/27 18時からウェブでの臨床整形外科医会のウェブ講演が有り、徳山中央病院整形外科の山本先生の転移性脊椎腫瘍のトータルマネージメント〜癌診療における整形外科の役割〜を拝聴しました。肺がんは早期に転移しますが乳がんは進行とともに転移するそうです。脊椎転移の診断治療は以前は出たとこ勝負であり患者も医師も症状が出てから治療していましたが、四国がんセンターでは放射線医が転移が見つかると整形外科に報告相談し放射線治療、手術などを早期に検討することで予後が上がるそうです。

脊椎不安定性の評価であるSINSで不安定性がある場合、生命予後システムで予後が3ヶ月以上ある時、脊椎手術のリスク評価(RAT,ACS,SpineStage)で総合的に手術適応を判断することを示されました。手術の低侵襲のためのハイブリッド手術室、経皮的椎弓根固定術を併用したMist、術後の早期離床の工夫(アセトアミノフェン静注、ファンタニールなど)を提示されました。徳山中央病院は岡山大学と協力してがん遺伝子パネル検査や遺伝子治療を行っておられるそうです。原発不明がんの診断治療としてのキャンサーボードの介入、QOLの数値化(EQ5D)など脊椎転移の診断から治療において非常に勉強になりました。最後に転移性脊椎腫瘍の早期発見と低侵襲手術により歩行能力の維持を目指すという言葉が印象に残りました。