院長ブログ – ページ 56

クリニック終了後にスタッフとたけのこ掘りに行きました。患者さんのご好意で山と川に囲まれた竹林で自然の中で行うたけのこ掘りは久しぶりに童心に帰って皆一心不乱にたけのこ掘りを行っていました。コツも教えてもらって最後はかなりの腕前になっていたスタッフもいました。

4/1維新ホールも見学しました。2000人入る会場は立派な会場で3階まである客席には圧倒されました。2回には小会議室がいくつかあり、地方学会も開催できそうでした。新山口駅から歩いて行けるホールには地域活性化も含めて期待できそうです。

クリニック終了後に新山口駅在来線口から維新ホールの奥に新しくできた小郡第一病院駅前クリニックの内覧会に受付スタッフと訪問しました。本日から開院とのことでした。小郡第一病院整形外科のサテライトクリニックとのことで診察室、レントゲン室、リハビリ室など見学させて頂きました。

3/25骨粗鬆症セミナーウェブ講演会の座長でアナクラウンホテルに行きました。講師は山口大学整形外科の三原先生で骨粗鬆症治療におけるロモソズマブの役割というタイトルで骨粗鬆症治療薬の特徴と長所短所をコンパクトにまとめられ、次いで逐次療法としてどの組み合わせがよいか?最後にロモソズマブの治療成績を示されました。20分のディスカッションでもさらに詳しい解説が聴くことができ大変勉強になりました。

おざさ皮膚科さんの工事が続いていますが職員用駐車場の入り口の所にわかりやすい表記を安成工務店さんにしていただきました。職員も安心して駐車できます。

3/219回長州スポーツ整形塾がありウェブで参加しました。最初に船橋整形外科の高橋先生がスポーツ傷害に対する体外衝撃波治療〜基礎と最近の知見〜について講演されました。

次いで順天堂大学整形外科の斎田先生のPRP療法の臨床の実際と導入と問題点の講演を拝聴しました。

どちらもスポーツの分野で最先端の治療をわかりやすく教えて頂きました。

3/20ウェブで先進運動器エコーフォーラム2021運動器超音波診療の最新トピック2021見えないものから未来が見えるという長いタイトルでの講演会がありました。第一部に専門の壁を超える、第二部に領域の壁を超えるというタイトルでエコーの第一人者の先生方の講演がありました。整形外科診療にエコーが導入され、自身の診断スキルが上がることで、骨に異常はありません、うちじゃありません(整形外科で扱う疾患)ということを打破する可能性を大いに感じました 第三部に空間の壁を超える、第四部に時代の壁を超えるというタイトルで講演がありました。遠隔超音波診療の最前線、運動器診療最後の一手という副題に沿って最先端のエコー(特に光超音波が今後期待できるとのことでした)の勉強にもなりました。
3/18山口市医師会館で小児救急地域医師研修事業講演会が開催されましたので司会として参加しました。東京からウェブで愛育病院小児科の田原麻由先生の「愛育病院におけるCOVID-19小児例の検討」講演がありました。愛育病院は東京港区にある紀子様が出産されたことでも有名な病院です。院内での検査体制も確立され小児のコロナ入院では慈恵医大に次いで多いそうです。小児での検査は鼻咽頭で検査するそうです。現在までに86人の陽性者を入院治療されましたが最近の東京の事情で宿泊施設を利用できるので入院患者数は減少しているそうです。感染経路は両親からで家庭内感染がほとんど(父親からが多い)だそうです。症状は発熱(38度以上が半数)、鼻汁、咳嗽が半数で味覚嗅覚異常の訴えは10才以上とのことでした。重症例はなく、肺炎、発熱遷延した2例で酸素吸入とステロイド使用されたそうです。又非濃厚接触者の感染例は少ないとのことでした。小児単独入院で看護師さんの接種時間が長いが適切な感染対策をされていることで院内感染は生じにくく、ネブライザーはエアロゾル発生の点からも使用しないとのことでした。 次いで山口県環境保健センター所長の調先生の「COVID-19の感染性と感染対策」の講演がありました。最初にCOVID-19の基本情報をお話されました。全国的な患者数は20代が多く高齢者は致命率が高かったのですが最近は治療プロトコールが確立されて低下しているそうです。感染は発症2、3日前から感染性を持ち発症日以降一桁ずつ感染率が低下するとのことでした。予防は飛沫対策が最も有効とのことでした。ウィルス量の多い人がスーパースプレッダーになり山口県でのクラスター発生例についても提示されました。ゲノム解析の結果でどこから発生したかが判るそうでやはり夜の飲食店での感染の発生リスクが高いそうです。PCR検査法はリアルタイムPCR法が最も感度が高いのですが偽陽性もあるとのことでした。発症後10日すぎると感染力はほぼなくなるとのことで山口県の検査結果もお示し頂きました。例外として重症例や免疫不全例は発症後20日まで感染性が続くそうです。最後に変異ウィルスについては武漢株が欧州株に入れ替わったこと、N501Y、E484Kを含む変異株が最近増加しており、抗体が結合しにくく感染しやすくなるメカニズムも教えて頂きました。
3/14は休日外科当番でした。怪我の患者さんは比較的少なく頚部痛や腰痛の方が多かったです。