院長ブログ – ページ 4

1/17ウェブで骨粗鬆症講演会を拝聴しました。沖本クリニック院長のMRONJリスクに対する医師薬連携の取り組みの実際と結果、秋田大学整形外科の宮腰教授の重賞骨粗鬆症を防ぐための長期薬物治療の考え方の2講演がありました。2023顎骨壊死のポジションペーパが出る前から呉市では医科歯科連携に取り組まれており、宮腰教授からはデノスマブなど10年の長期成績結果をお示しされて逐次療法についても教えて頂き大変勉強になりました。

年末米袋を無理な姿勢で抱えて左肋骨を痛めたのでバストバンド(肋骨固定用バンド)を装着して安静にしていました。今まで数回肋骨骨折の既往があるので肋骨骨折の患者さんには運動は3ー4週間禁止していますが2週もすると運動不足を感じてプールで歩いてみましたが息が上がると(心拍数が上がり肺が大きく膨らむと)軽い痛みがありましたが次に心拍数を上げずにゆっくりクロールで泳ぐと痛みもなかったので1000m泳ぐことができました。痛みに応じて段階的に負荷を上げていくことの重要性を痛感しました。

1/7 山口維新ホールで知る職が開催され当院の関連施設のKスタジオのダンススクールダブクエが参加したので見学に行きました。知る職とは子供達に職業紹介、体験など行うイベントで都会ではキッザニアという施設があります。企画したのが山口大学の学生さんで3回目とのことでそのパワーには将来が楽しみです。山口大学も医師、看護師、医療従事者の3ブースがあり子供達が白衣を着て聴診体験、採血体験などなど親子連れで賑わっていました。ダブクエのブースもダンスを体験するイベントを行って子供達も楽しそうに踊っていました。将来このような体験から職種を目指すきっかけになるといいですね。

 

あけましておめでとうございます。12/28は年末院内の大掃除をスタッフと行いました。1/1は朝から休日外科当番で夜は休日夜間診療所で当直業務を行いました。

今年もよろしくお願いいたします。

クリスマスケーキには間に合わなかったのですが年末注文していたmeteoreさんのケーキを自宅で食べました。焼き菓子も美味しいのですがケーキも非常に美味しくいただきました。

週末に大竹の宮浜温泉宿に泊まりました。久しぶりにゆったりした週末を過ごしましたが窓から見える朝日が見事でした。

痛みを考える会in吉南が山口維新ホールで開催され参加しました。最初に小郡第一病院整形外科の米村先生の腰椎疾患による下肢痛に対する診断・対する治療ー腰椎椎間板ヘルニア治療を中心にーを拝聴しました。腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間孔狭窄症(外惻ヘルニアを含めて)胸椎破裂骨折の臨床症状、画像診断、薬物療法、ブロック療法を中心とした保存的治療、手術的治療についてお話しされました。脊椎骨折に対するバルーン椎体形成術、椎間板ヘルニアの椎間板内酵素注入法(ヘルニコア)についても教えて頂きました。次いで山口大学整形外科准教授の鈴木先生の頚椎椎弓形成術の最近の話題と神経障害性疼痛の管理の講演を拝聴しました。椎弓形成術は山口大学整形外科の服部名誉教授のZ-laminoatyがオリジナルであること、椎弓形成術の歴史を解説された後、山口大学整形外科で最近行われている選択的頚椎椎弓形成術についても説明して頂きました。頚椎椎弓形成術の術前術後の頚椎アライメントの変化と手術成績が左右されること、後縦靱帯骨化の脊髄圧迫が50%以上の場合には除圧術に固定術を追加する方が望ましいこと、頚椎前屈位後弯変形は椎弓形成術の成績不良因子であること、前屈位でのK-lineが頚椎後縦靱帯骨化症の治療成績に関与する(固定術の併用により局所の制動を行う方が成績がよい)ことなど最新の研究結果を教えて頂きました。頸髄症で機能的脳MRI(functionalMRI)を調べて一次運動野の状態と錐体路障害の重症化を予測する最近の研究なども紹介されました。

12/22朝から雪が降ってクリニック周辺で少し残っていましたので早くきたスタッフと雪かきをしました。昨年はかなり積もりましたが今からが冬本番ですね。

12/13山口グランドホテルで私の講演がありました。小郡第一病院整形外科米村先生に座長をして頂き「慢性疼痛に対する薬物・運動療法と副作用(便秘)についてー当院での取り組みについてー」についてお話しさせて頂きました。小野田から同級生の藤先生も来て頂き感動しました。慢性疼痛で使用する弱オピオイド使用する場合に副作用として便秘がかなり多いのでその対策と特に最近注目されているスインプロイクの効果と当院での使用状況など含めて講演しました。

   

 

 

 

12/3第5回痛みの行動医学研究会をウェブで拝聴しました。東京慈恵医大 加藤悦夫先生は最近心理社会的疼痛に変わって提唱された痛覚変調性疼痛に対して、脳中心主義的痛みの理解へのパラダイムシフトに基づく慢性痛の再考、痛みを脳による生存適応制御機能の一つととらえなおすこと、倉田二郎先生は慢性痛の脳内機構には下行性疼痛修飾(抑制)系の減弱、報酬系の減弱に加えて、痛み反芻(痛み消失後に中側頭回に痛みの幻影が暴走)抑制系の減弱半球間抑制系(脳梁間ネットワーク:pain  eraser)の減弱が関与しており、痛みが消失するのは侵害受容の消失ではなく脳が積極的に痛みを消すからとの解釈を提唱されました。九州大学細井昌子先生は痛覚変調性疼痛にミクログリアと幼少期の母子分離や社会的敗北ストレスの関与もあることを教えていただきました。まだまだ解明の余地がある慢性疼痛について考えさせられる機会になりました。