院長ブログ – ページ 14


3/2 防府市グランドホテルでBone &tooth seminar in 防府 顎骨壊死を再考するがあり参加しました。講師は松本歯科大学の田口教授でこの分野では第一人者です。骨粗鬆症治療薬に関連する顎骨壊死はビスフォスフオネート製剤で0.1%、デノスマブで0.13〜0.16%で薬剤関連顎骨壊死としてMRONJという名称で統一されるとのことでした。2023年に出されるポジションペーパーのポイントとして抜歯に伴う薬剤の休薬はしないことを弱く推奨するとのことですが、実際には推休薬しないということが明らかにされました。顎骨壊死の対処法は骨粗鬆症治療前に歯科に紹介することが望ましく、入れ歯(義歯)でも潰瘍を生じることがあるので数ヶ月おきに歯科受診が望ましいこと、根尖性歯周病では抜歯の早期適応があることなども教えて頂き、医科歯科連携には地域差が大きいことも教えて頂きました。医科歯科連携を密に心がけている当院としては山口県の連絡頻度について気になりましたが大変勉強になりました。

早いもので3月になりましたので3/1は朝早起きして恒例の山口大神宮に一日詣に行きました。まだまだ朝晩冷えますが春が近づいたと感じる季節になりましたが体調に気をつけて毎日をお過ごしください。 写真はうちのわんこ達です

2/26は山口市休日外科当番でした。骨折と脱臼の患者さんを二次救急の山口赤十字病院に紹介してお世話になりました。明日は気持ちを切り替えて通常通りの診療行います。

 

2/21午前の診療後に第5回院内スタッフ勉強会を行いました。雑誌「致知」の3つの記事(私が3つ選びます)を読んでその中で感想文を書いて小グループに分かれて発表会を行い代表者を決めて皆の前で発表しました。3つの記事の中で最も感想文が多かったのが人間国宝の桐竹勘十郎さんの「一日一日の積み重ねが我が文楽人生をひらいてきた」でした。私は「中江藤樹と石田梅岩ー二人の先哲が教えるもの」の感想文を発表しました。5回目となり水面なれてきて和気あいあいとした時間を過ごせました。感想文を聞くとスタッフの意外な一面を発見することもできますので今後も月1回継続していきたいと思います。

 

2/19 昼から先進整形外科エコー研究会SMAPセミナーがありました。テーマは腰痛をエコーで打ち破るというタイトルで興味深く拝聴しました。腰痛ガイドラインに基づいた腰痛の診療フローチャートがありますがこの中に硬膜外ブロックや神経根ブロックをエコーガイド下に行う手技を紹介されました。特に神経学的所見をしっかり取ることが重要とのことでした。

特別講演は北海道千歳リハビリテーション大学の鈴木先生の腰椎の比較解剖学の講演でした。生物の中で脊索の周辺が石灰化して脊索に入れ替わるかたちで脊椎が生まれてその残りが椎間板とのことでした。腰椎は直立二足歩行を行うようになって前弯が生じたそうです。又興味深いのはチンパンジーやゴリラなどの類人猿はヒトより腰椎が少ないそうで、そこから進化の過程が異なるのでは?ということが非常に興味深かったです。

仙腸関節痛の病態分類とブロックの方法のセッションでは仙腸関節痛は関節内より後仙腸関節靱帯内ブロックの効果が高いとのことで仙腸関節痛の診断の難しさを痛感しました。

2/19 朝から小月の貝汁で有名なみちしおで朝ごはんを食べました。何十年ぶり?かは思い出せませんが座席に座ってからタッチパネルで注文すると店員さんが持ってきてくれるシステムに変わっていましたがこれもコロナ対策の一環と思いました。朝定食は貝汁付きで美味しかったです。

2/18 維新ホールでスペインフェスタがあり15:30からKスタジオのキッズダンスチーム「DOUBQEU」がトップバッターで出演でしたので応援に行きました。会場は親子連れでいっぱいでダンスミュージックに合わせて踊る姿を観ました。以前からダンスイベントがあると観に行っていましたがやはり皆の成長を感じました。維新ホールは音響も凄くいいので他の出演者(フラダンスの方も多かったです)もいい顔しておられました。

うちのワンコ3匹の中でもメスの2匹のマリリンとワインはいつも仲良しで昼間はほとんど一緒にいることが多いです。クッションは3つあるのですが何故か2匹でくっついていることが多いので思わず声をかけたくなります。

2/9 ホテル松政からウェブ配信で講演を行いました。愛媛の先生方向けのセミナーで「骨粗鬆症性脊椎骨折の早期診断と治療ー骨形成促進剤を中心として」という演題で講演させていただきました。当院の最近のデータをまとめた結果も入っており自分としては満足のいく内容であったと思います。座長の守田先生と講演前の打ち合わせで以前私が愛媛労災病院に勤務していたこと、大先輩である大本先生の踵骨骨折の話で話が盛り上がったことも良かったです。

クリニック終了後に山口支援学校で学校保健安全委員会があり側弯検診に毎年言っているので参加しました。会議が終わって帰る際に子供たちが手作りしたクリスマスリースや和紙で作成した作品やしおり、木工品などをお土産に頂きました。ほっこりした気分になりました。