院長ブログ – ページ 73


6/25 朝の朝礼の後にスタッフから毎年恒例ですが誕生日お祝いをしてもらいました。メロンたっぷりのケーキとプレゼントをもらって朝から気分良く診療ができました。又名前入りのUSBスティックをプレゼントしてもらいました。感謝、感謝です。又K STUDIO からも私が最近カカオ入りのチョコレートを食べているという情報を得てたくさんのチョコレートを頂きました。こちらも感謝します。新しい気持ちで頑張ります!

6/2310時からパソコンの前で運動器エコーセミナーをウェブで聴講しました。解剖学から見た痛みのメカニズムや末梢神経周囲へのハイドロリリースに必要な基本手技とコツ、末梢神経障害の定義と分類などエコーの第一人者の講師の先生に教えて頂きました。特に金沢医療センターの池田先生のお話で印象的だったのは末梢神経障害の原因は外傷に対する炎症反応により神経の滑走障害が生じ、その後瘢痕が形成され癒着が生じますが、滑走障害にはハイドロリリースが効果がありますが瘢痕には手術が必要とのことでした。午後は下肢・体幹の神経障害、神経外傷をどのようにエコーで診て治療するか?というレクチャーがありました。最後に池田先生の神経癒着の手術について癒着予防にヒアルロン酸の有用性を拝聴しました。


6/22小郡で第7回九州沖縄山口OLS研究会ウェブセミナー山口会場に参加しました。一般講演で獅子目病院の放射線技師の小松原先生の発表がありました。獅子目病院での放射線技師の立場から骨粗鬆症リエゾンサービスの取り組みを紹介されました。ほねっこ外来という骨粗鬆症専門外来で脊椎X線とDEXA、採血などを定期的に行われ治療継続率向上の為チェックシートの活用、放射線技師としてX線写真で骨粗鬆症が疑われたらDEXA検査を本人医師に勧めたりされるとのことでした。次いで山口県立総合医療センターリハビリ科の松下先生が院内のOLS活動という発表をされました。山口県立総合医療センターは整形外科の手術が年間1300件あるそうです。大腿骨近位部骨折は地域連携パスを使用し転院する患者さんには骨粗鬆症の情報を提供して治療継続を促しています。骨粗鬆症リエゾンサービス委員会を立ち上げて地域連携パスの改訂を行い、骨粗鬆症治療歴、DEXAを術後10日目に行い、骨粗鬆症治療のお願いを紹介状に添付されるとのことでした。又術後受診時の骨粗鬆症検査をされているそうです。特別講演として産業医大整形外科の酒井教授の骨粗鬆症に対する治療薬の選択と骨折予防への取り組みを拝聴しました。地域のおける骨折予防への取り組みとして近隣6病院で骨粗鬆症臨床研究をされ二次骨折予防としての薬物治療の徹底、一次予防として整形外科他疾患患者さんの骨密度測定、地域の啓蒙活動により地域での骨折の発生が減らせるか?というスタディをされているそうです。椎体骨折は60パーセント、大腿骨近位部骨折は37パーセントで520例の薬物治療介入の結果、治療継続率が90パーセント、大腿骨近位部骨折継続率は76パーセントと上昇しました。又薬物治療継続後2次椎体骨折は5パーセント、大腿骨近位部骨折は6パーセントで、3カ月以内の骨折が多いという結果でした。又ビタミンD測定の意義ですが25(OH)D欠乏は年齢によらず骨折患者さんの約80パーセントという結果でした。25(OH)D欠乏は(特に長管骨)骨折の危険因子になるそうです。実臨床では骨粗鬆症と骨軟化症を合併したケースが増加するのでビスフォスフォネート投与はビタミンD補充(特に活性型ビタミンD)が重要であるとのことでした。又高齢者の慢性腎障害はミネラル異常と骨代謝異常骨質を合併しCKD-MBD(慢性腎障害に伴うミネラル代謝異常)という概念を教えて頂きました。ガイドラインでステージ3以上ではミネラル異常があれば腎臓内科医と相談して活性型ビタミンD投与では高カルシウム血症に注意して治療する必要があること、薬物治療前に代表面積で補正しないeGFRでの評価が必要であることを教えていただきました。



6/22自分にすいばりがあったので朝のクリニック開始前にすいばり摘出を行いました。看護師さんに準備してもらった局所麻酔を自分で行いましたがやはり痛かったです!その後指を駆血して針で皮膚切開して摘出しました。5分ほどで終わりましたが人の痛みがわかった経験でした。


6/20広島マツダスタジアムで広島カープの試合を初観戦しました。広島駅に着いて有名なカープ  ロードや赤いローソンも見ました。木曜日の平日にもかかわらず赤いカープのユニフォームを着たファンの方が続々とマツダスタジアムに集まってきており、マツダスタジアムはカープ  ファンほぼ一色になっていました。ビールを飲みながら観戦しましたが外野から内野まで歩いてみることができるのは非常に良かったです。何より子供から大年寄りまでカープ  を通じて出店なども活気がありました。帰りは駅前のお好み焼きみっちゃんで食べて帰りました。満足した一日でした。

6/13 山口市セントコアホテルの一室から愛媛の先生方に向けてウェブセミナー講演を行いました。7時前からパソコンに向かって座ってスタンバイして開始しましたが聴衆がいないので反応も分からず不安もありましたが無事終了しました。質疑応答もチャットですので味気ないのであまり好きではないですが、最近この手のウェブ講演が増えていますがその中でしっかり自分の伝えたいことをプレゼンしていきたいと思います。

6/9朝からクリニックで院内ワックスがけがありました。久しぶりにピカピカになった院内を見て気持ちを新たにしました。
 
先日テレビドラマで白い巨塔を見ました。白い巨塔といえば田宮二郎、唐沢寿明が財前五郎を見事に演じましたが、今回の岡田准一の財前五郎も素晴らしいと思いました。大学の教授回診は確かに今でもあんな感じでさながら大名行列のように見えますが、実はトップである教授が全ての患者さんを診ることで担当医が気づかないことなど出てくることもあり、大事なことなのです。当然外科では手術前のカンファレンスがありますのでこれも担当医の修練の場になります。しかしながらみにしみて思うのは患者さんの訴えに真摯に耳を傾けることであるとドラマがあるたびに気が引き締まります。

6/2下関海峡メッセで運動器エコー技塾サテライト2019 DrとPTがコラボする次世代の運動器診療に当院の理学療法士山内君と参加しました。東あおば整形外科の高橋周先生の講演で、エコーの重要性と実際についてレクチャーされました。

PRP,prolotherapy,hydrodissectionといったエコーを用いた最新の技術も紹介されました。運動器構成体の見え方、腱、靭帯、骨軟骨、筋、血管、神経の動き、形態の異常、患者説明などにも有用であることを講義していただきました。次いで肩関節の解剖とプローベの当て方をレクチャーされました。足関節捻挫は一日15000人受傷し、スポーツ外傷の69パーセントだそうです。足関節捻挫後の足関節不安定症は74パーセントに登るとのことでした。正確な診断、的確な初期治療、修復プロセスに応じたリハビリが必要になり、エコーの重要性を講義されました。初期固定と中臀筋の強化と体幹筋のエクササイズが必要になります。前距腓靭帯に踵腓靭帯靭帯損傷が合併すると70パーセントは何らかの症状を残るそうです。最後に高橋先生のインターベンションエコーのコツを教えていただきました。


5/31岩国観光ホテルで講演しました。骨粗鬆症性椎体骨折の早期診断・早期治療どデイリーテリパラチドの導入のコツについて話ししました。岩国の整形外科の開業医の先生だけだなく岩国医療センターの先生にも来ていただきました。始まる前に屋上の露店風呂に入らせてもらってよかったです。