院長ブログ – ページ 69

8/6持田製薬の社員さん向けのオンライン講演がありました。骨粗鬆症性脊椎骨折の診断と治療についてお話させていただきました。コロナ対策として直接聴講できる社員さんは4名で他の社員さんはzoomを用いたオンラインでのライブ講演という形で行いました。質問もオンラインでもしていただきこちらもやりがいがありました。

コロナ対策として当院では待合室、リハビリ室のの本棚から本や雑誌類を撤去しており殺風景ですので少しでも患者さんの癒しになればと思いトトロやキューピーなど置いています。

 

最近キングダム 最新刊58缶を読みました。秦の始皇帝の天下統一を史実に基づきながら大将軍を目指す信という若者の戦を通しての成長を描いてあり、映画化もされたので映画も観に行きました。合戦シーンも豪快かつ緻密に描かれておりついつい引き込まれますのでお勧めします(^^)

連休の間の土曜日は外来がありましたが、日曜日はステイホームで日本整形外科オンライン学会を視聴しました。脊髄再生治療の現状のシンポジウムでは慶應大学、札幌医大、筑波大学の先生の講演で慶應大学では亜急性期より急性期に炎症を抑制してiPS細胞移植する研究もされており、筑波大学の顆粒球コロニー刺激因子神経保護療法について、札幌医大の自家骨髄間葉系幹細胞静脈内投与(ステミラック)も既に臨床で行われているとのことで最近の脊髄再生の勉強になりました。又外傷センターのシンポジウムでは長崎大学の取り組み、外傷センターを日本に人口50万人に一施設作り救急整形外傷の教育の必要性を拝聴し、他にも癌転移による病的骨折は今後増える可能性があり整形外科医が積極的に関与していくことも参考になりました。

ギプスは英語ではcastといい、骨折や靭帯損傷(捻挫)などで痛みや腫れが強く患部を動かすと痛い場合に使用します。またオーバーユース(使いすぎ)による腱鞘炎などでも関節に負担がかかりすぎている時も安静をとっていただくために使用します。骨折の際は上下にある関節が動かないように固定する場合もありますが通常は末梢(遠位)にある関節を固定します。より強固に固定したい場合には自分で除去できないようにしますが、入浴だけはしてもいいと判断した場合にはギプスシーネ(ギプスの半分)にして包帯固定を行います。その後サポータ(装具)に変更することもあります。

 

7/19日曜日は休日外科当番(一次救急)でした。午前中は患者さんが少なかったのですが午後から少しずつ多くなりました。二次救急が小郡第一病院でしたので3人患者さんを紹介さして対応して頂きました。
クリニック終了後に電子カルテのアイソルの担当Tさんが来られてレジの自動釣り銭機のデモをして頂きました。受付スタッフが参加して質問したりして非常に有用であることがわかりましたので導入の方向で進めていますので導入まで乞うご期待下さい。
当院では新型コロナウィルス対策として問診表に記載して頂いています。県をまたいでの移動が増えていますので県外に行かれた場合は、車で待機してもらったり診察室内で会計まで待って頂くこともありますのでご理解の程お願い申し上げます。