院長ブログ – ページ 69

11/2ラグビーワールドカップ決勝戦があり偶然NHK山口で8K画質でパピリックビューイングがあると知って観に行きました。18時キックオフでギリギリ間に合いましたが85インチのテレビの前にはかなりの人が観に来られていました。椅子が空いていたので座って観れましたが南アフリカとイングランドの攻防を鮮明な画質で観ることが出来ました。前半は一進一退でペナルティキックでの点の取り合いでしたが後半南アフリカが連続トライでイングランドを突き放しました。先週に続いてすごい試合を観れてよかったです。帰りは勝志満でラーメンを食べて帰りました。
10/31夜吉敷医師会館でデルタネット講習会があり、受付スタッフと参加しました。患者さんが登録すれば診療所で専用ソフトで山口、防府地区の7病院の検査や画像データが閲覧できるシステムです。患者さんのメリットとしては同じ内容の検査を他の施設でしなくて済むことや診療所で患者さんが総合病院でどんな治療を受けているかをリアルタイムでわかる点です。もちろんセキュリティはしっかりしており、個人情報の漏洩には細心の注意を払う必要がありますが多くの患者さんが登録していただけるよう当院でもお勧めしたいと思います。12月からの稼働になりますのでそれに向けて当院でもスタッフ一同準備していきます。
終わってから原田部長と梅野さんと湯田の勝志満で食事をしながら今後の運営を相談しました。

6/27日帰り弾丸ツアーで横浜日産スタジアムで行われたラグビーワールドカップ準決勝を観戦しました。北九州空港から羽田空港について間違えて横浜スタジアムに行くというミステイクもありましたが余裕をもって行動したので3時前には横浜スタジアムに到着して日産スタジアムに向かいました。開催三時間前にもかかわらず南アフリカとウェールズのジャージを着た外人さん達が一杯で盛り上がっていました。私も早速ハイネケンビールを飲んでイベントを楽しみました。無料のフエィスペイントもよかったです。南アフリカとウェールズ戦は一進一退の攻防で目が離せませんでしたが南アフリカが最後に3点差を死守しました。終了と同時に民族大移動さながらの光景でした。新横浜駅から地下鉄に乗り横浜駅まで行って京急線で羽田空港に到着しました。夜の空港はひっそりしていましたが無事北九州空港まで到着しました。家に帰ったのは2時でしたが貴重な時間でした。

10/24山口ユウベルホテル松政でいつのまにか骨折を考える会があり座長をしました。講演は鶴上浩先生でフォルテオ治療継続における骨粗鬆症リエゾンサービスとP1NP測定の重要性について拝聴しました。鶴上先生は熊本高校の先輩で九州山口沖縄OLS研究会の発起人で私が尊敬する先生です。新規脆弱性骨折の患者と既存脆弱性骨折の患者の骨折リスクは異なるとのことでした。二次骨折は最初の骨折の2年以内におこるそうでこれを切迫骨折(imminent fracture)で既存骨折を見張り骨折(senile?)といい、脆弱性骨折後3カ月までが新規骨折が多いとのことでした。腰椎骨密度-3.3SD未満、SQグレード3,既存骨折2個以上を治療開始基準とされますが既存骨折を加えたものが骨粗鬆症治療の適応になるとのことでした。骨折リスクが低く骨折のない方にはSERM,VitDが1st choiceですが新規骨折が有ればテリパラチドの適応とのことでした。治療開始後脆弱性骨折が生じた,半年後骨代謝マーカーが25パーセント以上改善しないなどがあれば治療の交代を考えるそうです。デイリーテリパラチド使用時の皮質骨の多孔化が生じ皮質内の骨粗鬆化が生じますが骨強度にはあまり影響なく、骨代謝回転亢進のよる一次的な多孔化であるとのことで長期使用が有効とのことでした。最近出た論文ではテリパラチドはロモソズマブとアレンドロネートの組み合わせ同等の骨折抑制効果があるという結果を紹介されました。デイリーテリパラチドの導入のコツと治療継続の取り組みも先生の施設の取り組みを紹介され継続率が高いことに感服しました。終わってからも一緒にお話をしてから新幹線で帰られました。鶴上先生、本当にありがとうございました。

10/24Drs.Fitness K STUDIO でも第二回院長講座がありました。タイトルは「骨粗鬆症の怖〜いお話」でした。骨粗鬆症の定義から原因、骨折の種類などスライドも使いながらお話させていただきました。簡単な骨粗鬆症のチェック法や実際に超音波骨密度測定も行い解説しました。質問もいただきあっという間の一時間でした。

10/20山口維新公園陸上競技場で田島直人記念陸上競技大会があり医務室勤務でした。山口県内の小学校から高校までの陸上選手の競技会もありましたが全国レベルの大会です。医務室の隣にドーピングルームがあるのですが昨年からドーピング検査が行われるようになったとのことでした。部屋を見学させていただきましたが二つの採尿室があり検査される選手達は競技直後に連れて来られて検査員立ち会いのもと、採尿されるそうです。肉離れなどの応急処置や救急搬送も一件ありましたが無事終了しました。

10/18萩で神戸大学外科分野災害・救急医学分野の小谷教授の講演を拝聴しました。座長の山本先生をはじめ、山口大学昭和62年卒の同級生や山口大学第二外科の吉野先生をはじめ二外科の先生方と教授を囲む会があり、学生時代に戻って話がはずみました。講演も整形外科で門外漢の私でも理解できて勉強になりました。



先日湯田でオープンした勝志満ですが結構ハマって通っています。
色々メニューがあるので行く度に変えていますがまだまだ全制覇はできません。特に最近のお気に入りはヘルシー中華そばとカレーコロッケ、三元豚トンカツと高菜の焼き飯です。お酒はサッポロ赤ラベルとどぶろくがお勧めです。
 

10/12,13は神戸で日本骨粗鬆症学会がありました。10/12,13の朝から一題ずつ発表がありましたのでビタミンDの検討と顎骨壊死の発表を行いました。台風の影響はありましたが学会場に缶詰状態で他の発表や講演を聞いて勉強しました。その中から新潟手の外科研究所の坪川先生の変形性手関節症と女性ホルモンの関係〜エクオールの可能性〜を拝聴しました。手外科の疼痛疾患は手根管症候群、ばね指(女性が3倍)、デュケルバン腱鞘炎(2.5倍)、へバーデン結節(4倍)、ブシャール結節、CM関節症(4倍)など圧倒的に女性が多いとのことです。ヘバーデン結節の治療は最近は人工関節も行われています。又CM関節固定、関節形成術なども紹介されました。なぜ変形性指関節症が更年期女性に多いのは女性ホルモン(エストロゲン)の関与がありβエストロゲン受容体は骨関節によることがわかってきました。腱鞘炎、手根管症候群は妊娠出産や閉経後に多く,ヘバーデン結節などは閉経後に多いのもそのためです。エクオールは大豆イソフラボンの代謝産物でエストロゲンと構造式が似ており日本人は半数はエクオールを産生出来なないそうです。期待される作用は手指関節のみに効くわけではなく肌のつやなどにも効果があるそうです。(3ヶ月で約半数との報告あります)又東京慈恵医大准教授の斎藤充先生の「それってエビデンスありますか?」を拝聴しました。論文は英文でPubmedにのってインパクトファクターが付いているものが意味があり、ガイドラインに載るものはエビデンスが高いとされます。100件のエビデンスのうち23件は2年以内にはくつがえされうる、そのうち7件は論文が出た時点でくつがえされていたそうです。EBMに基づく医療とはエビデンスのみでなくエクスパートオピニオンも取り入れます。骨粗鬆症の治療開始基準は原発性以外は載っていないのですがステロイド性骨粗鬆症治療開始基準は優れています。FRAXの25パーセント以上は骨折リスクが高いエビデンスがあります。骨は新陳代謝が亢進しているので治療効果が高いのですが構造学的な質の評価はDEXA、HR-pQCTで行っていますが骨質には善玉と悪玉架橋があり、生活習慣病で活性酸素や酸化ストレスが増加すると全身性コラーゲンの過剰老化が生じ、高い骨密度でも骨折を生じやすくなります。ラットでの動物実験は骨が新陳代謝しないので動物実験には適していないそうです。
しっかり吸収して帰りました。
 

10/9湯田温泉のカラオケダックスの真前でオープンした勝志満の紹介をします。カレーグリル勝志満によく食べに行っていましたがこの度湯田温泉に移転してラーメン居酒屋勝志満としてオープンました。若い二人が料理を担当していますが威勢も良く応援したいと思います。お勧めは鶏ガラ醤油のラーメンですが麺が絶妙に硬めです。その他どぶろくも個人的には一押しです!若い二人の頑張りにエールを送りたいと思います。