院長ブログ – ページ 20

免疫チェックポイント阻害薬はオプジーボに代表される癌治療薬です。先日この薬剤による免疫関連有害事象について学びました。

代表的なものとして、呼吸器症状、消化器症状、皮膚症状、甲状腺機能異常、副腎皮質機能異常、糖尿病、肝機能異常、神経症状などが挙げられますが整形外科受診する患者さんで注意すべきは神経症条に加えて、関節炎症状です。この薬剤の使用する際に自己免疫疾患がある場合には注意が必要とありますが、投与後に関節炎発症するケースがあるので、治療も症状に応じて消炎鎮痛剤、ステロイド、免疫抑制剤を使用するとのことで専門的知識が求められます。

癌治療される医師との連携が必要とのことです。

 

8/27(日)は休日外科当番医でした。朝から急患の患者さんが来られて救急車も2台受けました。内科の休日当番はコロナの流行期で大忙しとのことですが、外科系はいつもの如くの忙しさでした。急性腰痛(ぎっくり腰)も多く来られますが高齢者の急性腰痛は特に要注意で脊椎圧迫骨折の可能性を常に念頭に置いてx線撮影をしています。x線で骨折していなくても寝起き、立ち上がりにすごく痛かったりする場合には後日MRIを撮像しています。

クリニックの玄関前に蜂が数匹たむろしていたのでスプレーで撃退したのですが、壁の中に巣を作っていたようで後日業者の方に来てもらいました。アシナガバチが巣を作っておりその巣の中にいる幼虫をスズメバチが狙いに来たとのことでした。アシナガバチとススメバチの巣は明らかに異なるとのことでこれも一つ勉強になりました。

患者さんから頂いたクリニックのミニチュア模型を展示する台座が完成したのでやっと展示することができました。入り口入ってすぐの風除室に展示してありますので是非ご覧いただけると幸いです。

クリニック終了後にお世話になっている桑原社労士事務所の新社屋にお邪魔しました。防府市の田んぼに中に目立つ社屋があり、入り口に迷いましたが外観も内観も素晴らしかったです。建築士の藤森照信氏設計ということでこだわりが随所にあり、2階で仕事されている社員の方もいい環境で皆さん、生き生きとしていました。周囲の田んぼも風景に溶け込んでおり素晴らしい環境に羨ましい限りです。

盆休みがありましたが私はほぼ毎年人間ドックに行くようにしています。3年に1回は大腸ファイバーも行います。自分の健康と向き合うため、ということもあります。kん会は山口済生会病院で半日ドッグを受けてきました。胃カメラも受けましたが、大きな異常初見もなくまだまだ元気で診療できることに喜びを感じています。

終わってからご褒美に萩野菜ピクルスでランチを頂きました。

8/11 10:00から先進整形外科エコー研究会をウェブで拝聴しました。各専門分野のエキスパートの先生方の臨床に役立つ知識を交えながらエコーのことも併せて教えて頂く講演に明日からの診療に生かせる有意義な時間を過ごせました。

8/10 テレビ山口mixの生出演がありました。1ヶ月ぶりでしたのであまり緊張せずにいけました。ゲスト席に座って隣には初めて共演するインスタグラマーの中野さんがおられて助かりました。快適催眠術というテーマで解説させてもらいました。キングダムの話を原千晶アナウンサーから振られたりするのも少し慣れてきました。最後のローソンのmixとのコラボ弁当の試食と食レポは難しいのですが温かい状態で食べさせて頂き本当に美味しかったです。(残った弁当はお待ち帰りさせて頂きました)終了後に中野さんが当院のCMのナレーションで皆で踊ろうと提案され動画もアップされたますので見て頂けると幸いです。

https://instagram.com/eri_nakano_?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

 

 

 

8/5 骨粗鬆症治療update2023 in Tokyoが開催されウェブで拝聴しました。東京慈恵医大の斉藤充教授の「骨粗鬆症治療の新たなツールupdate-AIソフトから治療目標を設定した逐次療法まで-」がありAIを用いた椎体骨折判別の取り組みも紹介されました。ついで東京大学の田中栄教授の骨粗鬆症治療updateがあり、骨粗鬆症人口は増加しており男性の骨粗鬆症も見逃せないこと、骨粗鬆症検診者数が少ないことから簡便にスクリーニングできるシステムを開発され実用化される予定であることを紹介していただきました。

8/2 山口市医師会館で幼稚園保育園と園医との意見交換会があり参加しました。小児科の先生方と幼稚園、保育園の先生方との意見交換会ですが今回質問の中に肘内障の質問がありましたので私が回答させて頂きました。日本整形外科学会のHPにある肘内障の内容に沿って説明させて頂きました。このような会があると疑問に思っておられたり困っている医学的内容について専門医が答えてくれるいい機会であると思いました。