第8回山口OLS研究会

11/11 クリニック終了後に維新ホールで第8回山口OLS研究会が開催されました。たちいり整形外科の看護師の風間先生の「徹底解剖!クリニックにおけるOLS活動」がありました。たちいり整形外科の骨粗鬆症の検査の紹介や転倒評価、パンフレット配布、治療介入への猶予、理学療法士による転倒予防の取り組み、自己注射の指導方法、病診連携、診診連携、医科歯科連携についても詳しく教えて頂きました。

次いで立入先生の「脆弱性骨折の骨粗鬆症治療」と講演を拝聴しました。二次骨折を防ぐもっとも効果的な国際基準として適切な連携の元推進するための取り組みとして国際骨粗鬆症学会のcaptured the fractureがあり、ブロンズメダルをクリニックとして初めて取得されたことも紹介されました。ゴールドメダルを獲得するには骨折後8週間以内に骨粗鬆症評価を行い、治療継続率が90%必要とのことでした。50才以上の脆弱性骨折患者さんには膝、肘、肋骨、足関節骨折で積極的な介入が必要とのことでした。立入先生の京都日赤病院時代に橈骨遠位端骨折手術例に骨密度、転倒評価を取り入れた結果、骨粗鬆症治療介入が飛躍的に増加したそうです。治療についてはたちいり整形外科の治療継続率は89%という非常に高いことには感服しました。最後に先生が実践されている鳥羽先生の転倒スコアの中で過去一年以内の転倒が一番重みが高いとのことでした。高齢者にはバランス訓練を併用しながら高強度訓練を行うことが最も効果が高く、座位での立ち直り動作、ステッピング動作が有効とのことでした。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。