山口県整形外科セミナー

11/8 クリニック終了後に山口県整形外科セミナーがあり拝聴しました

講師は慶應大学整形外科の中村雅也教授で超高齢社会における運動器疾患の治療戦略ー麻痺と疼痛の克服による健康寿命推進ーをウェブで拝聴しました。中村先生は脊髄損傷のiPS細胞を用いた再生治療の第一人者です。高齢化社会における慢性疼痛が健康寿命に影響を及ぼすことから整形外科から情報をもっと発信していく必要性を強調され、近未来に向けた取り組みとして新たな画像評価を用いた手術適応の見直しや、iPS細胞による慶應大学の臨床研究の進行状況(コロナで開始が遅れたが昨年から開始できたとのことでした)についても教えていただきました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。