院長ブログ – ページ 42

3/12にエクスパートミーティングイン山口がグランドホテルでありハイブリッドでしたが麻酔科、整形外科医が集まり慢性疼痛についてディスカッションがありました。

山口大学麻酔科の原田先生が神経障害性疼痛の診断と治療についてレクチャーされました。侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛に加えて心理社会性疼痛が混在するとされてきましたが昨年痛覚障害性疼痛という用語に統一されました。山口大学ペインセンターではADAPTプログラムという教育と運動で痛みを克服するプログラム(120時間プログラム)を行なっておられ難治性の慢性疼痛患者さんの治療をされておられます。これにはペインクリニック、整形外科、精神科、看護師、臨床心理士など多職種連携が重要であり、退院後の環境づくり 治療の継続が今後の課題であるなどのことでした。その後私のミニレクチャーで運動器疾患のトータルマネジメントー当院での取り組みーという演題で講演しました。その後疼痛診療の更なる向上を目指してというテーマで山口大学麻酔科の川並先生、山陽小野田市民病院麻酔科の河野先生、桑陽病院整形外科の藤本先生が慢性疼痛症例を提示され活発なディスカッションがありました。

山口大学整形外科の鈴木先生と麻酔科の原田先生の司会のもと痛み治療に対しての知識も共有でき貴重な時間を過ごせました。

3/10山口大学整形外科WEBセミナーがありました。山口大学整形外科の講師の先生方が若手医師、開業医向けにわかりやすく専門分野を解説されます。私もなるべく視聴するようにしていますが今回は腫瘍専門の岩永先生のガンロコモの講演でした。がんの生存率は治療薬(分子標的薬特に免疫チェックポイント阻害剤など)の進歩により転移があっても延長してがんと共存する時代と言われていますが、骨転移が進行すると歩行ができなくなったり病的骨折を生じることがあります。その時に整形外科医は原発巣の担当主治医に患者さんの治療内容とパフォーマンスステータス(0-3は手術可能)、片桐スコア(6未満で手術適応)を確認して整形外科的手術(骨接合術や脊椎除圧固定術)などを決定していくとのことでした。

毎月洞春寺にお墓参りに行きますがやぎがつないでありおいでをすると寄ってきてくれ人懐かしいヤギでした。このお寺には以前猿や猪も顔を出しており住職さんの人徳によるものと思います。

以前ブログで最近ハマっているWOWWOWの韓国ドラマでペントハウスを紹介しましたがシーズン3まで見て最終回が終わってしまいました。非常に見応えのある作品だっただけに終わってしまうと寂しい気がします。また別の作品に出会うことを期待します。

 

厚労省から子供のコロナワクチンなどの筋肉注射の注意点が出されました。小児のワクチン接種は小児科の先生がされるのですが後学のために見てみると成人と同じで三角筋の中央部に打つのですが、成人では三角筋中央部の位置を腋窩部を目印にしていましたが子供の場合は腋窩部は三角筋の末梢部に位置するのでそれより上で打つようになっていたのが勉強になりました。

大人        

 

子供

3/1恒例の一日詣りに山口大神宮に行きました。梅が咲いて春の訪れを感じました。だいぶん温かくなってきましたがコロナの猛威が収まることを祈りつつ今月も頑張りたいと思います

約10年前に我が家にホームステイした韓国の方からフェイスブックでメッセージがあり10年ぶりにオンラインですが顔を見ながら話し(日本語で)ができました。ホームステイ時には中学生でしたが今はライフセーバーの仕事についているとのことで当時のおもいや近況などを報告してくれました。韓国もコロナ禍の真っ只中ですが3回目のワクチン接種も終えて元気とのことでした。10年前のことを覚えていてくれて嬉しいと共に人間としての成長も伝わりいい時間を過ごせました。

昼ごはんに牛丼を食べましたが実はこれ牛丼ではなく、大豆ミート丼です。見た目は牛肉?に近く味も美味しいのですがかみ続けると違いがわかりますが大豆とはとても思えないこれからも期待できるヘルシーフードでした。

当院にも毎週金曜日夕方スポーツ外来に来て頂いている宇部興産中央病院整形外科でレノファのチームドクターをされている森脇先生がレノファ山口のTwitterに載っていました!益々のご活躍を祈願しています。当院での森脇先生の診察は先に院長が診察して画像など撮像してからの完全予約制になりますのでご相談ください。