院長ブログ – ページ 30

12/16 アバロパラチドの院内勉強会がありました。骨粗鬆症の治療薬で最後の?骨形成促進剤と言われているそうです。電動式注入器を使用して自己注射を行う方式で18ヶ月の投与期間だそうですがしっかり勉強してから導入に備えたいと思います。

 

 

12/15 クリニック終了後に防府市文化福祉会館で防府市内の養護の先生向けに講演しました。「成長期の子供の運動器障害と姿勢異常、ケガ予防について」子供の運動器の障害や子供ロコモ、姿勢異常や柔軟性低下、バランス感覚異常などがケガにつながるのでその予防などについてもお話しさせて頂きました。一時間以上になりましたが皆さん熱心に聞いて頂きありがとうございました。

12/10 産業医慢性痛セミナーをウェブで拝聴しました。産業医大人間工学研究室榎原毅教授の「長時間座位による腰痛と人間工学的予防対策」が特に印象に残りました。身体不活動とは身体活動、運動を行わない状態でまさに座位行動であり高血圧、喫煙、高血糖に次ぐ第4の健康リスクとして注目されています。長時間座位は腰痛発生リスク(成人では1.24倍)になりますが前向き研究では関連性ない報告が多いとのことでしたが、3時間以上の座位行動は腰痛の悪化に関連し、座位時間を減らすことは筋骨格系の痛みを減少させることに関連するとのことでした。日本は平均時間が世界の中で長く(6時間)、自己申告よりスマホなどで計測すると一日平均11.2時間(仕事+仕事外)と長いそうです。長時間座位に伴う腰痛に対する人間工学的アプローチとして以前は椅子のデザインを工夫していましたが、最近では作業時間、デスク環境、眼精疲労、精神疲労なども加味してアプローチするそうです。座位時間を減らすためのアプローチとしてsit-stand workstation(座位と立位でのデスクワークができるような環境づくり)などがありますが、まだ十分なエビデンスはないとのことです。また身体活動をウォッチやスマホでモニターして可視化すること、在宅ワークでは座位時間、立位時間を自分で決定する自律性を持たせることで身体不活動の改善につながるとのことでした。日本人間工学学会では自律的管理ツールとして「7つのルール」を提唱されており20-20-20ルール(20分近くを見たら20秒間20フィート離れたところを見ましょう)など紹介されていますので是非参照ください。

http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.ergonomics.jp/official/page-docs/product/report/7tips_guideline_0623_Jp_final.pdf

12/8テレビ山口MIXの3回目の生放送がありました。今回はロコモティブシンドロームとロコトレの紹介をしました。今回は助っ人としてKスタジオの袖岡さんも一緒に出てロコトレの実演をしてもらいました。ご覧になられた方でクリニック受診された方は是非感想を教えてください。

先日ファスティングをしたことを報告しましたが、しばらくサボっていた体組成計で毎朝体重を計測するようになりました。やはり毎日チェックしていると前日の食事や運動の内容が反映されますのでモチベーション維持にも繋がりますのでできるだけ継続していきたいと思います。

 

第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会のウェブ視聴を行なっています。初回は山下会長の講演とシンポジウム18のスポーツ障害予防に対する新たな取り組みを拝聴しました。現地に行かなくても勉強できるのは今だけかもしれないので吸収したいと思います。

早いもので今年もあと1ヶ月になりましたね。12/1 恒例の一日詣りに行きました。朝の冷え込みが強くなりいよいよ冬本番というところですがいつも通りお詣りして診療を行いました。今月も真摯に診療に励みたいと思います。

11/27日曜日は山口市休日外科当番日でした。骨折の患者さんが比較多く、二次救急病院に紹介したり、徒手整復できて紹介せずに済んだ方もありましたが無事終了しました。月曜日から1週間が始まりますがファスティング後で気持ちは充実しています。

 

11/23の文化の日に家内とファスティング(断食:水分のみを摂取し、固形物を摂取しないことで胃腸を休める)に挑戦しました。1回目は無謀にも準備期間をおかずにやってしまい体重も変わりませんでしたので、今回は数日前から準備期間を置いてkスタジオの袖岡トレーナー作成マニュアルに沿って実行しました。一人だと厳しかったですが、夫婦で行うとどちらも食べれずいい夫婦(11/22ですが…)の日を過ごせました。結果はファスティング翌日で2kg減でした!ファスティング後も大根、お粥など徐々に普通食に戻していきます。

11/2010:00-18:00まで先進整形外科エコー研究会を拝聴しました。1日かけてエコーの勉強を行えますので毎年参加しています。最初にSMAPアワードという貸与されたエコーを用いて研究等を行った先生方の発表がありました。和歌山医大の先生がアワードを受賞されました。

次にメディカルクリニック柿の木坂の岩田先生のしびれって何だろう?という講演を拝聴しました。先生のご専門は神経内科です。痺れの診断がは問診が重要で感覚障害だけでなく、筋力低下(麻痺)、意識障害として訴える場合があるとのことで非常に勉強になりました。またTinel サインの由来やHoffmann、Phalenテストなど歴史を紐解きながら講義をして頂き大変印象に残りました。