講習会等のWEB聴講

    こんにちは看護師、診療放射線技師です。310日(木)の同時間帯に宇部小野田地域の講習会と第13回呉・地域包括医療における骨粗鬆症を考える会の講演がブッキングして開催されました。どちらもWEBでの開催で、興味がある演題の開催時間帯が少しずれていたため、幸い選択して部分的に聴講する事ができました。宇部小野田地域講習会では、「当院の線量管理システムとX線動態撮影」山口大学医学部附属病院 堤 裕昭 先生の講演を聴講しました。単純X線撮影時の患者さんの被ばく線量を撮影された画像から体の厚みを推定しNDD法を用いて算出するコニカミノルタ社の線量管理システムの運用とX線動態撮影の胸部や股関節への臨床利用について述べられ、参考になりました。第13回呉・地域包括医療における骨粗鬆症を考える会では、「脊椎疾患と骨粗鬆症」信州大学医学部運動機能学教室 教授 高橋 淳 先生の講演を聴講しました。高橋先生は、これまでの膨大な研究成果を基に脊椎疾患と骨粗鬆症についての話をされました。男性は頚椎から、女性は腰椎から姿勢の加齢変化が始まる事、高齢者の認知機能低下は運動機能低下と同時に生じる事、背骨が前傾してくると運動機能が低下する事など他にも多くの知見を得ました。