第32回日本臨床スポーツ医学会学術集会ライブ配信

11/13、14で日本臨床スポーツ医学会学術集会がハイブリッドで開催され、当日ライブ配信された中のプログラムを視聴しました。Tokyo2020の医事運営について、アスリートのトータルコンディショニング、Beyond2020+1ハイパフォーマンススポーツからライフパフォーマンススポーツへの3つのライブシンポジウムを拝聴できました。印象に残ったのは競技種目や強度、アスリートの体重、練習時間などにもよりますが、十分な炭水化物、水分、タンパク質摂取が運動後のリカバリーに重要であり、筋損傷による筋肉痛からの回復にタンパク質、n-3系脂肪酸、ビタミンDに加えてタルトチェリーがエビデンスが高い栄養素であることは初めて知り勉強になりました。タルトチェリーは痛風の予防にも有用との報告もあり今後注目したいと思います。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。