子供の足靴改革シンポジウム

2/7 フットケア学会主催のウェブでの子供の足靴改革シンポジウムがあり、塩ノ谷香先生の「学校指定靴による足のトラブル」を拝聴しました。塩ノ谷先生は名古屋大学整形外科出身で手の外科ご出身とのことで1996年から足の外科をされて靴外来をされていたそうです。足と靴の不適合による足トラブルが多いそうです。子供靴に必要な10の機能、靴の曲がる位置、踵の形、靴の固定についてのチェックポイント、インソールは靴があっていないと意味がなくインソールより靴を変えたほうが良い場合も多い、又靴の履き方が悪く、子供の頃から指導・教育が必要とのことでした。

次いでマスターシューアドバイザーの伊藤さんの講演があり、子供靴には保護、補助、支持・サポートという役割があり、軽量性、フィット性、安定性、支持性、固定性、屈曲性、衝撃吸収性、グリップ性、耐久性、通気性の10の機能で検討するとのことでした。子供の足靴の重要性について再認識させられました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。