骨密度検査

当院の骨粗鬆症検査装置を紹介します。DEXA(デキサ)と言って骨密度測定装置ですが腰の背骨と股の付け根(脊椎と大腿骨頸部)の二箇所を計測します。測定時間は約5-10分です。まず身長体重を計り、機器の上に仰向けに寝て左足を固定(股関節を一定の位置で測るため)します。結果の一例ですが腰椎は同年齢の平均よりかなり低く、若い時の80パーセントギリギリという結果となります。若い時のピークの80パーセント未満は骨量低下、70パーセント未満は骨粗鬆症と定義されていますが、骨量低下でも治療に介入することが必要になるケースが増えています。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。