運動器の健康・骨と関節の日記念行事


10/6サンライフ萩で運動器の健康・骨と関節の日記念行事が開催され参加しました。臨床整形外科主催であり毎年県内の地区別に一般の方向けに開催されています。栄養士さんと理学療法士さんのミニレクチャーの後に山口大学整形外科教授の坂井孝司先生の「ロコモティブシンドロームと大腿骨の骨折」を拝聴しました。ロコモディブシンドロームとは運動器症候群であり車のボディやタイヤの部位であり体を支える、動く、動かす役割をする運動器の障害により要介護状態になることです。代表的疾患として骨粗鬆症があり,高齢者、女性,骨密度が低い、BMIが低いことが危険因子になります。又膝関節軟骨がすり減り痛みや可動域制限が生じる変形性膝関節症,腰椎椎間板が傷んだり椎骨の変形が生じて痛みを生じる変形性腰椎症、加齢による筋量や運動機能の低下により生活に支障が生じるサルコペニア、脊椎の変形による神経の圧迫のため下肢の痛みや痺れが生じる腰部脊柱管狭窄症が代表的疾患です。ロコモディブシンドロームかどうかはロコチェックで一つでも有れば疑います。又ロコモ度テストとして立ち上がりテスト、2ステップテストとロコモ25(25問の質問)を紹介されました。ロコモの解決策としては運動と栄養です。運動は片足立ちとスクワットのロコトレ,ヒールレイズ、フロントランジ、姿勢良くスタスタ歩くことも紹介されました。運動療法は糖尿病、高血圧、高脂血症などにも効果があります。又大腿骨骨折は大腿骨頚部骨折と転子部骨折があり,転子部骨折は頚部骨折は安定型は骨接合、不安定型は人工骨頭手術を行います。転倒、転落によることが多く、転倒予防として室内の整理、日光を浴びて散歩することを教えて頂きました。かぶりものに汗だくで入られた大藤先生お疲れ様でした。
 

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。