ストリング・ヤンクテクニック

8/25は山口市夜間診療所での勤務でした。結構急患の患者さんが来られましたが、その中で釣り針が指に刺さった方が来られました。釣り針の抜き方には様々な方法がありますが以前は局所麻酔をして返しを皮膚から貫いてから先端部分をカットして抜く方法を行っていましたが今回はストリング・ヤンクテクニックを使いました。刺さった針の根元近くに糸をかけて針を動かないように固定してから一気に糸を引っ張り抜去する方法で局所麻酔無しで済みました。患者さんもネットで検索されていてこれがストリングヤンクテクニックですか!と感嘆しておられました。痛みがほとんどなく、喜ばれたので何よりです。。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。