骨粗鬆症コラム – ページ 3

  • HOME
  • 骨粗鬆症コラム – ページ 3

シンポジウム18で骨粗鬆症の疫学 NDBの有用性と活用を拝聴しました。日本のレセプトデータが公開されておりエビデンスのあるデータ解析が今後日本でも行われていくと思いました。

あさひ病院 中藤先生 都道府県別に見た骨粗鬆症の現状と二次大腿骨近位部骨折発生状況で薬剤継続率は2年で80%超えると治療効果高いとのことですが西高東低で薬剤中断率と有意の相関ありとのことでした。骨粗鬆症認定医とマネージャーは二次性骨折高い県では少なく、山口県は少ないので頑張らないと、という気持ちになりました。

東京大学小川先生 我が国における認知症・フレイルと骨折・対組成との関連性の講演では

ビタミンD製剤投与は大腿骨近位部骨折を有意に抑制した 

認知症患者の骨粗鬆症治療頻度 30%にとどまる

アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症患者で認知症治療薬は大腿骨近位部骨折を有意に抑制する 

睡眠薬は(超)短時間型が効果高いという内容で、

NDBから見える糖尿病治療薬と骨折発生との関連

大阪大学玉置先生は 約96000人のデータ解析

糖尿病薬剤別の骨折リスク 内服ではAGI、DPP4阻害剤、インスリンで大腿骨近位部骨折、インスリン製剤は椎体骨折発生率高い 

インスリンの大腿骨近位部骨折は初回、変更投与後半月以内に高いとのことでした。

NDBから見えるステロイド性骨粗鬆症の診療実績では

グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症ガイドライン2023学会登場 経口糖尿病薬3ヶ月以上でリスクある患者の骨粗鬆症治療薬投与ガイド

骨粗鬆症治療薬はステロイド3ヶ月以上投与の場合骨粗鬆症治療が推奨され

デノスマブとビスフォスフオネート製剤は骨折を有意に抑制するがテリパラチドは骨折リスク低い?とのことでした。

ステロイド5mg未満の患者の骨折リスク 30日未満と以上で年代別にも解析した結果2ヶ月以上投与では有意に骨折リスク上昇したとのことでした。

教育研修では澤口毅先生の脆弱性骨折骨折(FFP)の講演を聴きました。高齢者の大腿骨近位部骨折は海外では減少していますが骨盤寛骨臼骨折は増加しています。65才以上で骨折リスクは男性2.8 %女性6.9%というデータがあるそうです。日本の発生率は10万人あたり487人、一年後死亡率も10%,2年で17%という報告があり今後非常に注目されています。ビタミンD欠乏があるので投与必要とのことでした。転倒しなくても骨折生じることあり腰痛や下肢痛あり恥骨骨折では血管損傷も稀にあるそうです。特徴は第二仙骨部仙骨翼で起こりHタイプが多いそうです。X線での診断は20%しかなくMRIよりCTが骨折の病型診断には有用です。保存的治療はペット上安静と骨粗鬆症治療(特に骨形成促進剤)ですが不安定型が約5%あり手術適応になるとのことでした。

ランチョンセミナーで沖本先生の医科歯科連携から始まった地域でみる骨粗鬆症治療ー顎骨壊死・骨髄炎は減ったか?骨折は減ったか?を拝聴しました。沖本先生は呉市のレセプトデータから骨折、顎骨壊死の発生率を教えて頂きました。呉市では骨粗鬆症治療を中断した患者さんに手紙で受診を促すような連携もされているそうです。呉市で60才以上の方に歯科検診、顎骨X線撮影し骨粗鬆症の疑いがあれば整形外科紹介するシステムが構築されています。その結果ビスフォスフオネート製剤で顎骨壊死が1000人に1.33人、治療していなくても0.05人発生したとのことでした。呉市で癌の治療で顎骨壊死の頻度が下がっているのは投与前の歯科紹介、歯科治療継続が効果を出しておりビスフォスフオネート製剤でも投与初期の歯科紹介、治療継続することで脊椎骨折、大腿骨近位部骨折の発生率が減少した結果を出されました。椎体骨折が生じた時に骨粗鬆症治療を開始することがその後生じる可能性のある大腿骨近位部骨折の抑制に繋がります。骨形成促進剤でテリパラチドはリモデリング、ロモソズマブはモデリングで骨密度増加しますが、顎骨壊死の治療にもリモデリングの観点からもテリパラチドが有効な場合があるとのことも教えて頂きました。逐次療法についてもそれぞれの薬剤について教えて頂きました。

次いでシンポジウム19 MRONJ(薬剤関連顎骨壊死)ポジションペーパ2023があり拝聴しました。

松本歯科大学の田口教授がMRONJの診断ー定義、ステージ分類と画像診断についてではステージ0は残すが診断から除外、画像所見はステージから独立抜歯窩の残存、歯根膜腔の拡大、著明な骨硬化(骨粗鬆症)

山陰労災病院の萩野先生が低容量製剤によるMRONJではMROJ発生リスクとしてビスフォスフオネート製剤、デノスマブなどによる骨のリモデリング阻害、細菌感染、血管新生阻害が原因とされ、発生率は日本では年間2500例、10万人あたり100人以上で、予防的休薬については意味がないとされたが投与期間が長いと治癒率が遷延した。休薬後3年で骨密度減少が25%、椎体骨折リスクも上昇する、デノスマブ、ロモソズマブは中止で特にリスク上昇する、ビスフォスフオネート製剤処方に当たって口腔衛生管理が重要であり、歯科紹介がビス剤やデノスマブでは強く推奨、テリパラチドでも逐次療法でビスフォスフオネート製剤の可能性を考えて歯科紹介が望ましい。

京都府立大学の田口先生がMRONJをおこす癌治療の現状については抗癌剤による骨転移治療のデノスマブ、ゾレドロン酸の骨リモデリング作用と口腔感染で生じるがベバシズマブに代表される血管新生阻害剤もリスクとなる、癌治療関連骨減少(アロマターゼ阻害剤)では歯科治療後にデノスマブ治療が病態に有用であり歯科紹介による顎骨壊死の発生はなかったとのことでした。

兵庫県立医大の岸本先生がMRONJ 予防のための医科歯科連携ー最新の情報を理解した上ーではMRONJでは治療における手術の優先度(壊死組織除去)が高まったこと、医科歯科連携から医歯薬連携へということなどを解説されました。2016のポジションペーパで抜歯難民が増加した、歯周病の抜歯を避けると顎骨内細菌感染に進行、リスク因子として感染を重視した、抜歯して骨から出血がないと従来からあった骨髄炎が顕在化できる(診断できる)、予防的休薬は不要である、抗生剤抜歯前予防投与と長くても2日、デノスマブ投与後4ヶ月目で抜歯、抜歯後1ヶ月投与延期するなどは可で骨粗鬆症治療する患者は全例が歯科スクリーニングの対象で骨吸収抑制剤は特に重要とのことでした。

 診察室での患者さんと先生のやりとり…

 …『どうして 私は入れ歯なのに歯医者さんに通わないといけないの…?』

 骨密度検査を受けて治療が必要な方に

 かかりつけの歯医者さんや

 虫歯などの治療の必要性がある歯があるかどうかおたずねします。

 

 骨そしょう症の治療薬の中に古くなった骨を壊す働きを弱める効果のものもあり

 骨そしょう症の状態によっては治療薬としてしばしば使われます。

 

 骨そしょう症のお薬を服用して抜歯を行うとあごの骨が壊死(えし)する

 という話をきいたことがありませんか?

 

 皆さんのお口の中ではいろんな事が起きています。

 

 あごや歯のあるお口の中は毎日の食事などの咀嚼作業や寝ている時の歯ぎしりなどの力に耐え、

 たくさんの口の中にいる細菌と共存しています。

 世の中の4人中3人は歯周病です。

 

 毎日歯みがきしているから大丈夫!!

 ではなく、虫歯や歯周病、歯肉炎の危険がいっぱいなのです。

 

 総入れ歯でも、土台の歯肉が弱ったりやせると入れ歯のぐらつきになりキズや炎症につながります。

 

 骨そしょう症の骨の吸収を弱める治療薬を使い続けると

 細菌退治の働きが強まり、感染が引き金となり

 炎症が悪化して治療を受けている骨のキズついている部分に影響を起こしてしまう場合があります。

 

 それで 噂 の「顎骨壊死」とか「抜歯できない」とか「骨そしょう症の薬はやめなさい」とか言われる 

 ことになる危険があります。

 

 しかしながら本当はそんなことはありません。

 ※かならずしも骨吸収を弱める薬を使用しても顎骨壊死をおこすわけではありません!

 

 その前に先生はよく考えて治療の方向性を決めます。

 

 なので先生は今患者さんのお口の状態をまず心配します。

 (かかりつけの歯医者さんにコンタクトを取らせてもらいます)

 

 少しでも心配になられた方は、お気軽に

 ねぇ 先生?と聞いてみて下さい。

 

 看護師・診療放射線技師部門からでした。

 

こんにちは!リハビリ助手・北島です

さて、皆さまへおたずねします♪︎
【ご自身の骨密度、どれくらいかご存じですか?】

「知らない」「今まで測ったことない」という方…

★★当院では、骨密度簡易検査を

【無料】でおこなっています★★

ぜひ、受けてみてくださいね!

    ↓↓

・右足を機械に入れて測定、痛みもなし

・検査にかかる時間は、ほんの数分

・精密検査を受けたことのない、40歳以上の方が対象です

 

◆骨粗しょう症は超危険な病気⚠︎

《脊椎断面の模型》

⬆左︰骨粗しょう症      ⬆右︰正常

左側の模型︰骨の中身の密度が低く、スカスカになってもろくなり、グシャッとつぶれている状態

・いつの間にか骨折してしまう
・少しの転倒で、あちこち骨折
・もちろん痛い、日常生活にも困る
・寝たきりのリスクも上昇

そんな深刻な病気ですが…

◆医学薬学の進歩により、骨粗しょう症の治療薬が開発されている✨
↓↓
とにかく早期発見が大切です!

 

✱簡易検査結果で骨密度低下がみられる場合は、診察を受けていただき、確定診断のために精密検査をおすすめすることがあります
(精密検査は当院で受けられます︰有料)

 

【特典あり】

無料簡易検査を受けた方には、骨密度アップに役立つ資料を差し上げます

ご自身の、そしてご家族様の健康増進に、ご活用ください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

 

検査をご希望の方、ご質問のある方は、スタッフまでお気軽にお声掛けくださいね!

こんにちは! 山口県でも新型コロナでザワザワしていますが、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

こんな時は巣ごもりでお家でできる骨そしょう症予防の

簡単なエクササイズをしてみましょう。

それは『かかと落とし』!!

格闘技のの技ではなく、かかとを上げて下にストンと落とすだけの『かかと落とし』です。

1日30回以上されると効果的だそうです。

立ってテレビを見ながらソファーや椅子の背もたれをもって…床にトン♪またトン♪

お料理を作る合間に好きな音楽をかけながら…リズムをとって床にトン♪またトン♪

無理なく毎日続けることが効果的です。

『かかと落とし』は全身の骨に振動が伝わることでオステオカルシンという

ホルモンが体に放出されることで

骨細胞が活性化され骨が強くなるそうです。

またそのホルモンが内分泌にも影響し血糖値を下げたり、

ふくらはぎのストレッチ効果で血流が改善され高血圧にも効果的みたいです。

一石三鳥ですね。

しかしながら 以前この『かかと落とし』のやりすぎでかかとが痛くなった患者さんがおられました。

くれぐれもやりすぎには注意が必要です。

 

看護師・診療放射線技師からでした。

皆様 こんにちは!またまた骨粗しょう症についてのお話です。

以前から「カルシウム」だけじゃなく「ビタミンD」「ビタミンK」も骨には大切と言ってきましたが...

中でも「ビタミンD」は骨にだけではなく、その成分は私達の免疫機能に働きがんや生活習慣病

だけではなく、風邪やインフルエンザなどの病気にもかかりにくい体に仕上げてくれたり

筋肉をより強くし転びにくい体づくりにも影響してくれます。

そんなスゴイ働きをする「ビタミンD」はどう頑張っても体では作られません。

そこでいかに「ビタミンD」を取り入れるかが問題になってきます。

おススメは毎日の食事!

葉物野菜?がお手頃になっている今、冬の定番鍋?にして魚?と一緒に召しあがってみてはいかがでしょうか?限られた食材にしか「ビタミンD」は含まれていません。

手っ取り早いのはサプリメント。

そして大事なのは日光浴!?

日照時間が短い冬場はお日様に当たる時間も少なくなりますが、コロナ禍の生活の中で大事な換気で窓を開けて少しでも紫外線を日焼けを気にしない部分の体にたっぷり浴びて体の中で骨を丈夫にしましょう。

ちなみに日焼け止めを塗ってしまったお肌やガラス越しのお日様では紫外線は吸収されません。

 

最近クリニックには何もしてない場合や咳をしたぐらいなのに胸が痛くてレントゲンを撮ってみたら肋骨が折れていた。な~んてことがあります。

いつの間にか骨折は音もなく近づいてきます。

以前骨密度が良かった方も歳を重ねることで骨粗しょう症のリスクがあがります。定期的な検査が大事になります。

気になることがあればお気軽にご相談ください。

看護・診療放射線部門からでした。

 

こんにちは!

看護師・診療放射線技師による診療部門から骨粗鬆症にまつわる食事のお話です。

 

骨の健康にかかわる栄養素は多く、バランスの良い食事を心がけることが骨粗鬆症の基本です。

なかでも骨の材料となるカルシウムは欠かせません。

日本人はあらゆる世代でカルシウムが不足しています。

カルシウムを多くとることはもちろん大事ですが…

(カルシウムを多く含む食品:乳製品 小魚 豆製品 青菜など)

ここでは効率よくカルシウムを体内に取り入れる工夫を考えてみましょう。

カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素です。

カルシウムの吸収を助ける栄養素や、反対に吸収を妨げる栄養素を知っておきましょう。

なにより問題になるのは偏った食事!

1日3食バランスを考えた食生活が大切です!

カルシウムの吸収を助ける栄養素

  …体内に取り入れられたカルシウムを腸内に吸収するのに必要

ビタミン:魚介類 キノコ類 など

ビタミン:緑黄色野菜 納豆 卵など

カルシウムの吸収を妨げる栄養素

  …せっかく取り入れたカルシウムにひっついて体の外に出してしまう

リン:インスタント食品 スナック菓子 炭酸飲料など

食塩:漬物 加工食品 干し魚など

というわけで 今日からの食事の参考にされてみてはいかがでしょうか?

こんにちは! 看護師・診療放射線技師の診療部門ですm(__)m

秋の味覚が豊富になり、何を食べてもおいしい今日この頃ですが・・・

 

今回は骨粗鬆症の軸になるカルシウムについてお話しましょう!!

最近の調査では若い人より骨粗鬆症の危険を感じる50~60代の人が

カルシウムをきちんと摂られているようです。

しかしながら日本人は世界で最もカルシウムの取り方が少なく、

欧米人の3分の1しかとれておらず、カルシウム飢餓状態だそうです。

日本人がカルシウム不足の原因はというと・・・

島国である日本の火山灰由来の土壌で収穫する食物はカルシウム分が不足し

軟水の水はカルシウムの含有量が少なく

日本人が好む伝統的な和食には乳製品が少ないことがあげられます。

カルシウムはどんな食品にもたっぷり含まれているわけではありません。

吸収率の悪い栄養素でもあります。

心がけてカルシウムの多い食品を選ばないと知らず知らずのうちに不足してしまいます。

 

カルシウムが足りないと骨粗鬆症だけではなく、高血圧、動脈硬化

糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなります。

その理由は副甲状腺ホルモンが骨からカルシウムを引きだして 血管、脳、

軟骨の細胞の中など普通はカルシウムの余りない所まで 押し込んでしまうためだそうです。

 

ダイエット・ストレス・女性ホルモンはカルシウムの吸収に大きく影響してしまいます。

カルシウムを十分とることができれば予防につながるわけです。

 

大事なことは 骨粗鬆症予備軍を発生させない為にも 

常日頃 上手にカルシウムをとり 自分で心がけてコツコツ『骨貯金』をためていきましょう!

以上 骨粗鬆症に大切な栄養素カルシウムについてのお話でした。  

       

最近、かなり秋らしくなってきましたね。診療部門(看護師、診療放射線技師)です。今回は、骨代謝マーカー(血液検査)を用いた骨粗鬆症検査について記述させていただきます。骨粗鬆症診断に必要な検査項目に骨代謝マーカーがありますが、骨代謝マーカーは

・「骨吸収マーカー」→古い骨を壊す細胞を示す

・「骨形成マーカー」→新しい骨をつくる細胞を示す

・「骨マトリクス関連マーカー」→骨質を示す

に分けられます。当院で検査している項目について下図に示しますが、骨代謝マーカーは、骨密度と異なり骨代謝状態をリアルタイムに評価できる特徴があります。したがって、骨代謝マーカーの測定は、骨粗鬆症の治療選択、薬剤の効果判定、病態把握、そして患者様に治療の必要性を理解いただき継続の重要性を理解いただくのに役立ちます。なお骨粗鬆症ガイドラインでも測定が推奨されています。

 

 

こんにちは、診療部門(看護師・放射線技師)です。

今回は骨密度検査(DEXA)時の注意事項について記述させて頂きます。

DEXA時の注意事項

・体内に放射性同位元素または、バリウムや造影剤などが残っていると、測定値に影響を与えることがありますので、検査日の1週間以内に他院でRI検査・胃透視・注腸透視・脊髄造影・造影剤を使用したCT検査やMRI検査などを受けられた方は、検査前にその旨をお知らせください。

・検査時にブラジャーは、外さなくても撮影できますが、撮像部位にあたる場所に金属やボタンなどがついている時は、着替えて頂くことになります。金属等がない服装で来院頂くことをお勧めします。

・検査中は、体を動かさないように注意してください。また、できるだけ静かな呼吸を心がけて頂くとよい検査につながります。

 

よろしくお願いいたします。(*^_^*)

 

 こんにちわ、診療部門(看護師、診療放射線技師)です。今回は骨密度測定の検査結果について記述させていただきます。当院では、写真のように

・一段目:患者様の情報

・二段目:腰椎の骨密度測定経過履歴グラフ

・三段目:大腿骨の骨密度測定経過履歴グラフ

・四段目:骨密度測定結果、同年齢の方と比較した%、若年成人と比較した%、

     複数回検査を実施した方は、前回と今回測定した結果が表示されます。

・五段目:判定基準

を示した結果を患者様にお渡ししています。

最下段に示しています若年成人の平均値との比較が骨粗鬆症の診断に用いられます。若年成人の平均値と比較して80%以上で正常、70~80%では骨量減少、70%未満は骨粗鬆症と診断されます。従って、患者様ご自身の値が若年成人と比較して何%となっているかが最も重要となります。骨粗鬆症初期にはほとんど自覚症状がありませんので、定期的に骨密度検査を受ける事が骨粗鬆症の早期発見につながります。また自分自身の骨の健康状態を知り、食事・運動などの生活改善をすれば、予防にもつながります。