災害医療チーム研究会

2/12クリニック終了後にウェブで日本臨床整形外科学会災害医療チーム研修会があり参加しました。最初に中学生の出水さんが講演されました。9才で防災士の資格を取り全国で講演などもしているとのことで将来が楽しみな学生さんの講演でしたがプレゼンも上手で感心しました。クイズなども交えて防災の知識を教えていただきました。台風上陸数が一位は沖縄ではなく鹿児島だそうです。次いで河村先生が災害に関わる基礎知識について講演されました。阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震を例にされ紹介され災害発生急性期から中長期にわたる医療体制の考え方を教えて頂きました。私も山口市医師会の救急担当理事ですので地域レベルでの対応をするためのマニュアル、他機関との連携の重要性を認識しました。体系的アプローチとしてCSCATTTといわれるもので指揮と連携、安全、情報伝達、評価、トリアージ、治療、搬送を教えて頂きました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。