腰痛借金ーゲンキの時間にて

10/10()朝に毎回見ている健康番組「ゲンキの時間」で腰痛借金の話がありました。

講師は東京大学の松平浩先生でした。

靴下を立って中腰で履く、片方で重い荷物を持つ、仙骨座りする(骨盤を後ろに倒す)、あぐらなどは腰痛借金ポイントが高いとのことです。これはクリニックでギックリ腰で来られる患者さんに聞いても多い原因と納得しました。又、不意に屈む、前屈みで重い物を持つ、スマホで前屈みなどはギックリ腰の原因になりやすいので注意する必要があります。くしゃみもギックリ腰の原因になるのでくしゃみしそうになったらテーブル、大腿に手を置くことを勧められました。(ちなみに私は患者さんに支えるものがない時には骨盤の後ろに手を当てて少し腰を反らすことを勧めています。)又脳の腰痛借金として精神的ストレスが慢性腰痛の原因になるのでストレスをためないことも重要とのことです。注意する腰痛としては下肢に痛み痺れがでる、、安静にしていても痛い時には早めに専門医にかかる方がよいです。

腰痛予防のエクササイズとしてこれだけ体操(マッケンジー立位伸展体操で骨盤を手で保持して腰から反らす)、コアトレ(四つ這いで片手、反対の片脚を上げる)を紹介されました。

松平先生のエクササイズはわかりやすく、実践的ですので是非参考にしてください。

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この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。