ロモソズマブのシンポジウム拝聴しました

2/28 ()9:30-12:30にウェブでロモソズマブの講演会を拝聴しました。ロモソズマブは骨形成促進と骨吸収抑制効果を併せ持つ唯一の骨粗鬆症治療薬です。東京慈恵医大の斉藤教授の基調講演に続いて大阪大学整形外科の蛯名先生、高円寺整形外科の大村先生の実臨床の講演があり貴重な実臨床での結果を聴くことができました。次いで心配されている心血管イベントの関係も虎の門病院内科の竹内先生の講演があり、その後のディスカッションでも一年以内の心血管イベント(心筋梗塞、狭心症、脳血管障害)の発生がある場合は他の薬剤の投与を考えるということでしたので今後の治療にいかしていきたいと思います。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。