山口県低侵襲治療を語る会〜ヘルニコア〜

2/25ウェブで山口県低侵襲治療を語る会がありウェブで拝聴しました。座長は山口大学整形外科の鈴木先生でヘルニコアの基礎と自件例の短期成績を報告されました。演者は徳島大学整形外科の酒井先生で若年者の腰痛に対する低侵襲治療について講演されました。若年者の腰痛の原因として腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニアがありますが終板剥離にも注意する必要があり、内視鏡手術による経椎間孔ヘルニア摘出術FEDを紹介され、分離症手術ではSMILE法で行われるとのことでした。ヘルニコアは椎間板の変性が進行していない後縦靭帯非穿破型のヘルニアにより適応があるとのことでした。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。