エコーナイトセミナー〜謎多き腰殿部痛の痛み

1/22 20時からオンラインのエコーナイトセミナー〜謎多き腰殿部痛の痛み〜パート2がありました。

帝京大学の笹原先生の腰痛の講義がありました。腰痛の鑑別診断にはまずX線写真は必要で、考慮すべき末梢神経は後枝内側枝、外側枝ブロック、椎間関節ブロックなどをエコーで行うやり方を解説されました。次いで和歌山県立医大の岩崎先生の講義があり脊椎外科医が考える脊柱管外疼痛についてでした。臥位や坐位で増強する椎間孔部狭窄などについて解説されました。横浜市立大学の宮武先生がエコーで行う神経根ブロックのやり方を教えて頂きました。まだまだこの分野は開発途上なのですが積極的にエコーを活用されている先生方の講義は勉強になりました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。