リウマチウェブセミナー拝聴しました

10/21診療終了後にウェブでリウマチのセミナーを拝聴しました。講師は山口赤十字病院整形外科の加茂先生で最近話題のジャック阻害剤についてでした。最近のリウマチ外来での薬剤使用状況、JAK阻害剤の種類とサイトカインとの関与(IL-6JAK1,JAK2TYK-2の相性)、現在承認されている4種類のJAK阻害剤の種類と阻害特徴、代謝、適応疾患、副作用として帯状疱疹、感染症(肺炎など)などについて教えて頂きました。使い分けはやはりMTXを使用して効果不十分な際にはバイオ製剤を使用し、効果不十分の場合はJAK阻害剤を使用されるそうです。脊椎関節炎にもJAK阻害剤は効果が高いとのことでした。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。