痛みを考える会イン吉南 寒竹司先生の「脊椎由来の疼痛の原因・病態と日常診療の実際~頸椎症性性神経根症の薬物治療の最新知見を含めて~を拝聴

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6/4山口維新ホールで痛みを考える会イン吉南があり参加しました。山口労災病院脊椎脊髄外科部長寒竹司先生の「脊椎由来の疼痛の原因・病態と日常診療の実際~頸椎症性性神経根症の薬物治療の最新知見を含めて~を拝聴しました。運動器の慢性疼痛有病率は85%で腰痛、頚部痛が多く半数は一年後も疼痛持続しています。慢性疼痛患者の約2割が民間療法を行い治療満足度が低いのが特徴で原因・病態の把握が重要です。山口大学の鈴木らの臨床研究で腰痛の78%は診断可能と報告しています。特に椎間関節性、椎間板性腰痛の診断、治療について教えて頂きました。椎間関節性腰痛の電気焼灼術の治療成績も教えて頂きました。椎間板性腰痛の画像上特徴としてMRIでの椎間板のhigh intensity zone,Modic changeなど椎間板終板変性、椎間板ブロック、basivertebral nerve abrasion について教えて頂きました。特異的腰痛の中で頻度が高い腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症の腰痛の特徴も症例を提示されました。腰椎椎間板ヘルニアと反対側の症状の原因として硬膜の牽引による場合もあることも勉強になりました。薬物療法としてMiroHers studyの結果から腰椎椎間板ヘルニアのミロガバリンの治療成績についてもご提示されました。最後に頸椎症性神経根症の診断と治療について神経根性頚部痛が7割でMiroCens studyの結果よりミロガバリンの治療成績について教えて頂きました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。