沖本先生の「骨リモデリングを基盤とした新たな骨形成促進剤の位置づけを考える」を拝聴しました

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3/15 クリニック終了後にウェブ講演で沖本先生の「骨リモデリングを基盤とした新たな骨形成促進剤の位置づけを考える」を拝聴しました。先生は骨粗鬆症治療の日本でのトップランナーです。

日本では大腿骨近位部骨折はまだ増加しているのですが呉市のレセプトデータで近年初めて減少に転じていることを示されました。骨粗鬆症治療は栄養、運動、薬物治療が重要で、薬物治療(骨吸収抑制剤、ビタミンD3、骨形成促進剤)のそれぞれの特徴と骨形成促進剤のテリパラチドはリモデリング作用を有し、ロモソズマブはモデリングの作用であることを念頭において治療するとことでした。又新しく出たアバロパラチドの特徴も説明して頂きました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。