山口県骨折研究会

3/11 山口県骨折研究会が山口市ホテルニュータナカであり参加しました。主題が脊椎骨折でした。各施設からの症例報告の後特別講演で大阪市立総合医療センター整形外科の星野雅俊先生の「骨粗鬆症性椎体骨折ー教科書で学べない多施設臨床研究の要諦も添えてー」を拝聴しました。骨粗鬆症性椎体骨折の予後不良因子の解析により骨癒合不全発生率が13.5%、さらに脊椎骨折の予後不良因子の解析、5年の追跡した白庭研究、体幹筋研究、腰曲がり研究など臨時研究の結果を交えて関西弁を交えて興味深く拝聴しました。

多施設臨床研究のコツは良いチーム、固定観念や常識にとらわれない概念を持つなど若手整形外科医に崇高なメッセージを残して頂きました

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。