白い巨塔を観て

先日テレビドラマで白い巨塔を見ました。白い巨塔といえば田宮二郎、唐沢寿明が財前五郎を見事に演じましたが、今回の岡田准一の財前五郎も素晴らしいと思いました。大学の教授回診は確かに今でもあんな感じでさながら大名行列のように見えますが、実はトップである教授が全ての患者さんを診ることで担当医が気づかないことなど出てくることもあり、大事なことなのです。当然外科では手術前のカンファレンスがありますのでこれも担当医の修練の場になります。しかしながらみにしみて思うのは患者さんの訴えに真摯に耳を傾けることであるとドラマがあるたびに気が引き締まります。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。