坂井教授のコンピュータ支援技術を使用した股関節手術と疼痛管理~機能評価を含めて~を拝聴しました

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1/15防府グランドホテルで周防国整形外科フォーラムが開催され参加しました。山口大学整形外科坂井教授のコンピュータ支援技術を使用した股関節手術と疼痛管理~機能評価を含めて~を拝聴しました。先生が取り組まれているコンピュータ支援技術(CAOS)・カスタムメイド人工関節に関する研究を解説されました。特に人工股関節は患者満足度が高い手術です。大腿骨側にセメントを使う場合と使わない(セメントレス)ケースがありセメントレスでは3Dポーラスが有名です。カスタムメイドステムはCTで解析して作成しますがゆるみなどが少なかったですがコスト面で製造中止になりました。変わって出たのが3次元積層造形法で電子ビームもありますが最近ではレーザーによるものが主流とのことです。人工股関節の再置換用インプラントも積層造形で作成可能とのことでしたが製造コストがかかる問題があるとのことでした。次いで人工股関節置換術後に動作制限はアンケート結果では前方法より後方法の方がしない先生が多いことも教えて頂きました。術後脱臼を予防する為にCTナビゲーションを使用して精度は2-3%で脱臼率も明らかに低いとのことでした。ロボット手術は大腿骨側の掘削の精度を上げ、寛骨臼の位置もより正確に設置できます。最後に表面置換型人工股関節の解説もされスポーツ復帰には優位ですが長期成績も良好ですが問題点も教えて頂きました。人工股関節を使用しない寛骨臼回転骨切術でもCTガイド下ナビゲーションを使用され精度の高い手術を教えて頂きました。術後の機能評価でForgotton joint scoreを紹介され山口大学整形外科の研究結果を紹介されました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。