教皇選挙

こんにちは。受付原田です。

「教皇選挙」という映画を観てきました。

ちょうど現実にもローマ教皇の選挙「コンクラーベ」が行われたところで、情報公開が当たり前の時代に、あの密室で何が行われているのか気になり観に行きました。

コンクラーベはラテン語でCUM(とともに)+CLAVIS(鍵)、直訳すると「鍵とともに」を意味するとのこと。

前教皇が亡くなったあと、15-20日程度で行われる新教皇選のことで、外部との接触を絶った鍵のかかったシスティーナ礼拝堂で、新教皇が決まるまで130人くらいの枢機卿が投票を繰り返す、心理戦、情報戦の物語でした。

聖職者と言えども人間で、清廉潔白なだけじゃないし、心の葛藤の中に生きていている様が描かれていました。また宗教とは何かとか組織の中の問題提起もされていました。

本筋とは無関係なところで気になったのが、ヨハネは英語名ではジョンであること。

じゃあ、ジャン・ポール・ゴルチエはヨハネ・パウロ・ゴルチエなのか?と帰り道、いろんな名前の変換をして盛り上がりました。(ジャンはジョンではないので違いました(^◇^;)

また、システィーナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」の詳しい解説が読みたくなったり、枢機卿はイタリア語が喋れないとなれないのかとかいろんな疑問が湧いてきて、なかなか興味深い映画でした。

実際のコンクラーベは映画と違って和やかな雰囲気だったとのことで、ちょっとほっとしたのは私だけでしょうか?