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第65回 ビタミンD検査の意義

骨粗鬆症の原因としてビタミンDの不足が問題となっています。特に日本人はビタミンD不足が多いとされていますが、最近このビタミンDを計測することが保険で認められましたので注目されるようになりました(正確には血清25水酸化ビタミンD)。ビタミンDには歯と骨の発育促進と小腸でのカルシウム吸収を促進させ、神経伝達や筋肉の収縮を行う作用があります。この濃度が30ng/ml以上をビタミンD充足状態、20以上30未満をビタミンD不足、20未満をビタミンD欠乏と判定されます。当院での検査の結果、骨粗鬆症と診断した患者さんの82%がビタミンD欠乏でビタミンD不足が16%であり正常はわずか2%出会ったことに私自身も改めてビタミンD検査の必要性を痛感しました。ビタミンDを多く含む食品はきくらげ、本しめじ、しいたけ、イワシやカツオ、サケなどの魚介類や卵黄・バターです。ビタミンD欠乏症には1日800-1,000 単位のビタミンD摂取が必要とされます。一方でビタミンDとカルシウムの補給によって骨折の予防に有効であるとする研究もあるものの、最近では否定する報告もあります。骨粗鬆症の予防にはビタミンD欠乏があれば補充を行いながら、運動、禁煙、過度のダイエットをしないことも重要です。中高年以上で骨折の既往がある方で骨粗鬆症検査をしていない方、閉経前後で骨粗鬆症を心配する女性のみなさんはまず整形外科で骨密度検査(特に腰椎と大腿骨近位部の骨密度が計測できるDEXAがおすすめ)を行うことをお勧めします。また、骨粗鬆症と診断された場合にはビタミンDの検査を含めてカルシウム、リンの濃度、ビタミンKの充足度、骨代謝マーカーを調べることで適切な治療の選択に繋がるので主治医と相談しながら治療を選択してください。

 



「次回 第66回も乞うご期待」