頸の寝たがえにマッケンジーセルフエクササイズ

本日朝起床時頸が回らなくなりました。いわゆる寝たがえですが特に左側屈、左回旋が制限があり痛みもありました。当院では寝たがえの患者さんも多く受診されますが、その際にはマッケンジー法にもとづいた評価をして個人個人に合った運動療法を処方します。今回私の場合には反復運動を行って、頸椎の屈曲運動が痛みと可動域の改善が得られたのでまずは頸椎屈曲反復運動(セルフエクササイズ)を行いました。診察中はほとんどできませんでしたが、診療後は一時間おきにやって翌日自分で再評価するつもりです。
ビフォーエクサイズです

アフターエクササイズです 側屈と回旋の可動域が改善しているのがわかります(やらせではありません!)

 

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。